書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



サケと人との共存――本書は、私たちが「サケをつくる人びと」はもとより、「サケに活かされている人びと」をめざすことを願っているように思えてならない 帰山雅秀
あらゆる人々の「身体とは何か」を問い直す――身体のイメージと物質性が錯綜する状況を考えるにあたっても示唆を与える書 後藤𠮷彦
歴史教育はどのように寄与できるのか――高校生だけでなく高校歴史教師をも念頭に置いた語り口で書かれている 石井正己
身体をめぐる植民地主義とサバルタンの抵抗――表象と歴史、近代と植民地主義の関係を再考するために未だ現代的意義を有している 水谷智
専門領域を超えて創作活動に励んだディレッタントたちの実相を捉える――「オタク」という愛好家たちの夢とともに、現代人の原像を問うことになろう 小黒康正
「モノ」としての認識枠組みによる「マンガ・メディア」概念の再考に挑む――マンガ研究のあらたな視角を切り開く「コミックス」の形態史 小山昌宏
司書を目指す人だけでなく、経験の浅い司書には必読の教科書――人間力を発揮できる環境が図書館にはある 川崎安子
大文字の国家暴力を告発――垂れ流される偽情報に対しファクトを突きつける地道な作業を省略するわけにいかない 佐藤泉
森里海、山と平野と海、これが生命の「水」の循環でつながっている――人間や動物、生物だけが、この世界に生きているわけではない 村木哲
物理学と文学の有り様を同時に問う――交差する科学思想史研究と文学研究の行方は 西貝怜
植物という未知の領野に踏み込む新しい哲学的な知のあり方を示す――生命と世界の関係を正しくとらえるために 伊勢俊彦
ドイツ革命とスターリン主義を跡づけた幻の書――原著刊行から七十数年を経て、歴史的文書がついに邦訳される 香芝典宏
壊れた演劇界の地図と二極化の傾向――2019年演劇回顧 高橋宏幸
時宜にかなった一冊――土地の表現としてワインを保護する法的制度の成立と展開をわかりやすく解説する 福田育弘
主権的権力を焦点に現代思想を読み替える――動物に対する戦争をいかにして停戦にもちこむことができるか 土佐弘之
氷室冴子の継承と作家像のアップデート――明確な使命感と豊富な熱量を帯びた一冊 山中智省
人間本来の姿を考察するために――「戦後前衛美術」研究の価値とは何か 宮田徹也
「都市」と「文化」というテーマへの知的な探究の出発点となる一冊――バラエティに富む事例の紹介をとおして都市における多様な文化のあらわれが語られる 笹島秀晃
物理学者とは何をする人か?――学界の要職を歴任した著者による研究の舞台裏を明かす回想録 伊藤憲二
概念的思考のドラマティックな展開――数論の基礎研究から、論理学の生成・発展を通して、意味論的な研究へ 金子洋之








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約