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多様化する外国籍住民に目配りした貴重な調査研究――人身売買を指摘される日本の外国人受け入れの実態が問われている 内海愛子
沢木耕太郎、初の短編小説集――ノンフィクションの名手が挑戦した新しい領域 井上春樹
ロマネスクな小説的な人、ロベール・ブレッソン――『少女』は、芸術創造とは何かをも語った小説 アンヌ・ヴィアゼムスキー・筒井武文・万田邦敏(司会・土田 環)
侵攻する原発の「戦跡」を歩いたルポ――日本の原子力政策が地域で見せる姿を捉える 米田綱路
「ロシア・ルネッサンス」時代の先駆けとなった思想家――日本の明治時代と重なる生涯とその思想を多彩にえがく 長縄光男
同時代の険しい山を、確実に踏みしめて進む――なにかを始める前に、成功の保証を求めないこと 橋爪大三郎
探偵小説の落穂拾い――書誌学的新発見がミステリをいっそう面白くする:対談 横井司×郷原宏 「論創ミステリ叢書」第5期完結によせて 横井司×郷原宏
ナチス・ドイツと教会、戦後政治とキリスト教の関係史――激動の二〇世紀ドイツ史を映し出す鏡 高田広行
ダンテ的な中世を感じさせるパゾリーニへの妄想は尽きない――鬼才パゾリーニの詩人としての総体を差しだす画期的な訳詩集 新井高子
ロシア文化の源流をたどろうとする者に必須の本――ラジーシチェフの幅広い活動を丁寧に論じている 坂庭淳史
「あれも、これも」という二者付加的な身ぶりの実践=反復――高度な専門性と平明な啓蒙性を持ちあわせた唯一無二の本 谷口亜沙子
「空想身体」と「現実」をめぐる骨太な理論の書――「不安」の現象を導きの糸とする研究 田口茂
何とも壮大な列挙の列挙ともいうべき大アンソロジー――エクプラーシス=「画文共鳴」論の贅をきわめた実践習得版 高山宏
巻頭鼎談 生活空間の〈荒廃〉をめぐって――『空間のために』と『原子力都市』から原発事故後の状況を考える――篠原雅武著『空間のために』 矢部史郎・酒井隆史・篠原雅武
「常識」と「議論」を中心理念とする民主主義論――合意形成プロセスは関係性をもった対話・会話から始まる 室沢毅
強まる母性依存傾向に懸念――「母性」で女性を縛り続ける限り、少子化は止まらない 熊田洋子
ワークショップを新たな段階に進める試み――多様な現場で多彩に展開しているワークショップを概観 黒川類
ポピュリズムとデモクラシーをめぐる問題提起の書――ポピュリズムのポジティヴな側面に光を当てる 井上彰
村岡ベーシックインカム説を論争的に深化させた書――生存権への想像力を欠落させたマルクス主義を批判した社会主義論 斉藤日出治
図書館も「屋根のある広場」として文化創造の仕掛けに――新たな政策提言の跳躍台としてもらうことを切に希望する 井上真琴








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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