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「詩が光を生むのだ/光が詩を生むのだ」――忘れられた詩人、高島高をめぐる労作 季村敏夫
演劇という「毒」――この現代に、「亡命者」たちからどう学ぶことができるか 対談 高山明×五野井郁夫
「白人の心の脆さ」を解き明かす――白人が人種差別の問題を直視できない要因に関する考察 武井寛
六〇年安保闘争の「脱神話化」を試みる――異質な社会運動の固有性と接触 小杉亮子
人と人の繋がりはイノセントな感性の中に育まれる――病に遭遇した主人公の心象風景を投射していく物語の根源的な位相 皆川勤
新型コロナ危機がEUと加盟国、イギリスに与えた影響と対応――時宜を得た有益で貴重な一冊 星野郁
医学的に「無益な」医療とは何か――医師も市民もまず死は避けえないものであることを直視し、医師たちの責任として、情緒に流されることなく、まずは無益とされる医療を定義することを説く 齋藤信也
「反米」という難問、「アメリカ」という現実――反米言説がしばしば有する「生モノ」としての制約を越えて、反米の歴史ならびに構造へと斬り込もうとする論文集 伊藤豊
「女性史」の枠組みのなかから生み出された「家族史」への視点――「中央」と「周縁」を常に意識する(ことを迫られる)台湾史研究の本流に位置づく一冊 山本和行
〈竹内芳郎思想〉の現代性――市場原理主義が貧困や環境問題等の矛盾を絶望的なまでに拡大することが明らかになった現在、未来を切り開いていく上で貴重な示唆 池上聡一
文学が語られる場をどのように変革したいか――文学研究者だけでなく、初等・中等教育で国語の授業にたずさわる教員や、文学に真摯な関心をもつ人びとに、著者の声がつたわってほしい 助川幸逸郎
問題なのは身体だ!――本書は私たちの「物質性」を肯定し、エンパワーする理論として何度でも蘇る 藤高和輝
ミャンマーと香港の民主化運動――その共通点と相違点を明らかにする 対談採録 倉田徹×根本敬
膨大な「語り」のスクリプト、女性たちの声を通していくつもの現代的なジレンマが詳らかにされる――今後訳出されるであろう新たな「読み」にも触れてみたい 八木寧子
デュルケームの宗教社会学に立ち返る――社会はどのような意味で宗教であり、それはなぜなのかを論じる概説書 寺沢重法
私は「有罪者」でありたい――「切断と転位」のフェミニズム文学の傑作 対談 五所純子×酒井隆史
作品群に潜ってその価値を問い直す――孤独な短歌史家による「現代短歌クロニクル」 睦月都
いまのアメリカを知るためにも必読の一冊――テクストからすくいあげられる歴史的な事実をひとつずつ丁寧にひもとく 長岡亜生
文化芸術の「社会におけるあり方」――「アートを開く」ためには、アートを、文化芸術を、生活者の地平で論じていくことが必要である 戸舘正史
香港を香港たらしめる本質とはいったいなんなのだろうか――いわゆる香港らしさが溢れていた返還前の香港を舞台にした小説 小栗宏太








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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