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〈宗教と社会主義との共振〉を追求――社会主義の立場から宗教に接近し、共闘をめざす 佐藤和之
アジア・太平洋戦争への抵抗と挫折――現代においても読み直される可能性を秘めている「市民的哲学者」の哲学に触れる 太田裕信
思想の変遷により伸縮をくわえた思想的評伝――荒ぶる湖面で黙々とオールをこぎ続けたひとりの革命家の姿に心を揺さぶられる 福家崇洋
「いつか来た道」を歩まないための語り――のちの世代のために特攻の記憶をどのように記録し、伝えるか 源川真希
「リアリズム演劇の作家」と思われてきたウィリアムズの前衛性に光を当てる ――『男が死ぬ日』はポロックと三島由紀夫の魂を鎮めるための予言的な夢幻能ではあるまいか 相原直美
戦争の時代における知識人の実像に迫る――矢内原忠雄と第一高等学校における〈謀叛の精神〉 湯浅拓也
半世紀に亘る戦後日本思想の欺瞞に対する叫び――この国の知的世直しを語り続ける 岩崎正弥
知識人としての反時代的姿勢は亡くなるまで貫かれた――丸山眞男の学問の基礎でもあれば実践でもある思想の特徴を、「教養思想」という概念で再構成 都築勉
数十年を経てなお新しい作家ルシア・ベルリン――ベルリンの言葉は読者を倦ませることがない 小俣鐘子
「生の拡充」のままならぬ行方――「いやな感じ」とはどんな多弁にも負けない身体的な反感表明を繰り込んだ絶妙なネーミングだ 宗近真一郎
「令和」が成立するまでの悠久の時空に思いを馳せる――「令和」から繙く大伴旅人の歌と人生 倉持長子
「満蒙開拓」の史実から学ぶために――市民レベルでは閉ざされてきた歴史の詳細を多面的、多層的に分析した、優れた学術研究書 寺沢秀文
敗北する文学、 継承する記憶――若い世代に桐山襲を読んでもらうために 対談 友常勉×笠井潔
「あけぼのの赤らみ」を見上げて――二〇世紀フランスを代表する詩人、シャールの全期にわたる詩作品から四〇余篇を訳出 郷原佳以
この世にウィニコットを蘇らせる――三十年以上にも及ぶ、著者の魂をかけた試みから編み上げた書物 吉田圭吾
飲まないとやっていられないのはなぜなのか――酒飲みとしての自分はまだまだだと思わず言いたくなる 睡蓮みどり
朝鮮学校はこれまでどのような試行錯誤を経て今のような教育をつくりあげてきたのか――教育の中身そのものの歴史を明らかにしつつ、「脱植民地化」という視点で朝鮮学校の教育史を描く 山本かほり
日本の対米従属はどのようにして形成されたのか、その起源はどこにあるのか――アメリカ広報・文化交流局(USIS)の文化工作、宣撫工作を明らかに 植村秀樹
広義の共同性から「社会的なもの」へと至る通路――人類学や民族学、民俗学がいまだ、アクチュアルに現在を見通すことのできる方法だ 皆川勤
文献学による幻想小説――全集を引かずにすべての引用作品を挙げられる人は、日本に二人いるかどうかというところだ 多田蔵人








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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