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ソーシャル・ネットワークとソシアリスム ICANOFとMolecular theatreの襞‐余白に 松本潤一郎
「ブント樺党」を自称する主人公の一筋の思い――描かれる寂寥感は人を求めてやまない心情の象徴 村木哲
戸主制廃止、差別社会是正へ模索する韓国――各政権下の家族政策とその問題点を丹念に分析 熊田洋子
日本の〈スペイン学〉大系の確立を公言する一書――日本とスペインの相互理解・相互信頼こそ言語文化を豊潤にする 片倉充造
政府の経済政策を批判的に回顧し、「国民福祉論」を提示――ベーシック・インカム論批判やファシズム論など新たな知的挑戦 結城剛志
誠実で客観的な多文化アメリカ文学論――背景が丹念に調べられ、文学論であるとともに文化論になっている 荒このみ
待望された日本戦後美術のパフォーマンスの研究書――日本の六〇年代研究の先端的役割を果たしている 宮田徹也
百年の果てに開花する、真の「藝術」の救済力 「光州民衆美術」の21世紀的現在 山口泉
「私」をめぐる格闘――多孔的表象分析の醍醐味 原克
昭和戦前期のモダニズムを代表する美術評論家の全体像――人格主義と機能美、商業主義と現代芸術の融合点に立った先駆性 O
下の下の民衆へ溶け込んでゆく僧たちの描写の迫力――円熟した作家の力量を垣間見せる 井出彰
保田與重郎の「近代の否定」とは何か――普遍性は真に潜在的なもののなかにしかない 前田英樹
ロシアを鏡として近代日本の異文化理解・受容を探る――文学作品の翻訳史や人的ネットワークの形成史 Y
文学研究の側からイメージ論に切り込んでいった意欲的な著作――言葉とイメージとの遊戯的結合術が存分に紹介されている 山内志朗
スキャンダル・ジャーナリズムから硬派の出版までを網羅――出版に関心を寄せる読者にとっての座右の書 米田綱路
運動自体に内包する多種多様な権力関係をいかに超えていくか――ある種の停滞性を余儀なくされてきた反グローバリズム運動 久保隆
アメリカの大学の独自な性格と、フレンチ・セオリー進出の関係――米国保守派のかっこうの標的ともなっていったフレンチ・セオリー 桜井哲夫
福祉や人権のために働く者としての原点を思い起こさせる一冊――野宿者に関わる裁判や法律問題に対するこれまでの取り組みと、今後に向けての課題 鈴木忠義
悪夢は個のものではなく、全ての人が共有する断崖なのだ――夢とうつつのあわいに発せられる泡のことば 井坂洋子
一アイルランド女性の「反逆者精神」を秘めた魂の活動――困難な時代に、人生の豊かさを模索するすべての人々を鼓舞する 佐藤容子








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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