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批評と歴史をつなぐ刺激的な伊勢神宮論――丹下健三や菊竹清訓の建築、あるいは『七人の侍』などの映画が登場するのは、なんとも痛快 五十嵐太郎
人格概念の来歴を探り、その問題点を探る箇所は読み応えがある――三つの部分に分かれているが、各部の有機的な統合は? 金森修
既成の枠をはるかに超えた新しい小説――一見軽そうではあるが、ただそれだけだろうか? 増子久美
中国という万華鏡を彩る女性たち――女神のように輝くチベット人女性や「最大の右派」の娘らが縦横に語る 楊海英
初めて邦訳された中国の金属技術史――政治的背景の中でどのような技術が築かれたか 吉越英之
東京人の破局時代、ただしスーダラな――「ポスト高円寺」を語るのはまだ早すぎる 平井玄
危機的状況のなかでつむがれたバルト神学のエッセンス――社会運動から教会闘争の時代までを貫く思想的軌跡をたどる導きの書 米田綱路
地理学と地政学、メビウスの輪?――なぜアメリカにとって地政学が重要なのか 北川眞也
ゼロ年代の古典――文化的遺伝子を前提にした世界に生まれ落ちた概念生物たちと人類との闘い 巽孝之
法華経の真理観の実践――現代における宗教団体の存在意義を考える上でも有益 下沼英由
小国チェコの心意気――パワフルで、庶民的で、猥雑なエネルギーにあふれている 大浦早苗
声高な政治の「正義」の荒波の中で「敗者」のつぶやきを拾う――多層構造をもった恋愛小説であるとともに、すぐれた都市小説でもある 越川芳明
血腥い戦乱の時代を生きた韓国青年の温かさと知恵――〝忘却に対する記憶の闘争〟は、若い世代への指針となっている 李 修京
本や図書館の歴史を知り、知の未来へ向けての第一歩――本が焼かれ、図書館が破壊されても、知は死なない 井出 彰 井出彰
さわやかな風の吹く心の回復の物語――人が生きて在ることの哀しみ、その罪と救済が書かれる 清水真砂子
人間の根源とは何かを問い続けた――生きている具体的なひとりの人間において 〈世界〉と連帯せよ、と呼びかけた批評家 追悼・多木浩二 高島直之
憲法特集 原発推進派は憲法を内側から破壊している――憲法九条は立憲主義の極北 天野恵一氏に聞く、「反改憲」運動 天野恵一
露伴文学を新たな視点から読み解く――露伴の「少年文学」に「非戦思想」の生成をとらえる 池内輝雄
日本の禅宗の形成期にはどのような思想的相克があったのか――円爾や道元ら仏教者たちに肉迫し、日本禅宗成立のドラマを解き明かす 三輪智博
〝社会主義体制〟は、中国社会の伝統的習俗や宗教をどう変えたか――旧ソ連とは全く異なる「緩やかで多面的な変化」を実証的に研究 山田宏明








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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