書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



美しい本に世界をアウトプットさせる――さまざまな時間軸の元にある多様な事柄 中川素子
「風土」「故郷」「土地」といった言葉に、夢の深みを感じる――チェーホフとロルカ、クリミアとアンダルシア 黒川類
美とは何かをめぐる闘争への参与――エドゥアール・グリッサンという思想家・詩人・小説家の振れ幅の大きさを知らしめてくれる、格好の入門書 吉田裕
ヒューマンで、やさしくて、クール――世界の現代建築を見渡しても、ヒルサイドの気づきはとても早かった 隈研吾
意思の本――「末期的」という文学的表現をあざ笑うかのような現在という無風の時間へ 中尾太一
謎の提示と解決の間にある〈挑戦状〉――日本家屋とそこに隣接するキューブハウス(ゲストハウス)で起こった五つの不可能犯罪に挑む 飯城勇三
深淵に墜ちていく言葉の積み重なりが文学だ――悲劇は言葉は通じると信じた時点から始まる 林浩治
台湾の「白色恐怖」時代を描く――「簡阿淘」という共通の主人公に託して描いた作品集 星名宏修
神の声を迷える漫画家に届ける福音――漫画の描写から読み取ることができる情報を丁寧に文章化 世叛
一人の兵士、あるいは作家の「敗北の哲学」――ガラス製の蜜蜂ロボットと対をなす戦場で駆った馬 糸瀬龍
宇宙から空想に至るまで、めくるめく読書世界が奔放に拡がる――移りゆくトポスの透いて見える考察は、真に味わい深いものである 毬矢まりえ
サルトルへの愛/サルトルからの愛――哲学であると同時に文学、文学であると同時に哲学 渡辺諒
福祉国家の変容を政治哲学の議論と結びつける――自己責任の概念がはるかに深い知的世界の変動と結びついていることを明らかに 田中拓道
核軍縮・不拡散に関する事例を丹念に整理――INFとウクライナ問題、北朝鮮の核開発とイランの核疑惑問題を時系列的にまとめる 広瀬訓
言葉の呪的な働きを読み取る――古事記研究が停滞している現在、きわめて挑戦的な書物 古橋信孝
深い思索を促す「哲学」の書――ボルヘスの文章からは、宿命と不滅のはざまに生きる「創造者」の夢見る、逆説に満ちた「宇宙」が窺われるのではないか 越川芳明
文学史におけるロマン主義の重要性とは何だろうか――ド・マン批評の方法論的変化の節目をなすテクスト 大河内昌
私たちはどのように東日本大震災の記憶と向き合い、歴史から学ぶことができるのだろう――関東大震災の災後における集合的記憶の醸成・維持と、マスメディアのかかわりを分析 中江桂子
宿命反転は「いつ」なされるのか――荒川修作+マドリン・ギンズの思考を脱神話化する 大崎晴地
炭鉱と美術の関連性を見通す徹底的な研究――人間の営為を探り続ける熱意を忘れてはならない 宮田徹也








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約