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「出版とは何か」を問い続けた出版人の全貌――理想を追求し、良書の生産に生命を燃やした軌跡 米田綱路
消えた「精神の共同体」と「昨日の世界」後の歩み――活字文化の変貌と社の倒産、そして社長を身をもって経験した編集者の回想録 柏原成光
犀星生誕百二十年、創作の深部に迫る凄絶な研究者魂――犀星の作品と生涯を「盗み心」「盗み見」から読み解く 高瀬真理子
「存在者」へと向かう巡礼の旅へ――芸術作品の真髄に触れた著者とともに世界を散策する喜び 保坂一夫
現在形の文革――草森紳一は、見立てることによる逸脱をこそねらいつづけていた:草森紳一著『中国文化大革命の大宣伝(上)(下)』を読む 磯崎新
人と人との社会的・空間的距離の観点から不平等問題を説明する――経済民主主義などの実現を通じた所得不平等の解消 後藤玲子
鮮やかな手捌き、耽読が読者の快楽を生む――絶妙な組み合わせで、「世界を見ることを学び直す」哲学を追う 本郷均
貴女のための本であり、貴男のための本でもある――日本でなかなか得難いオーディエンス研究の試み 藤田真文
ホロコースト以後の文学に内在する通路――暗渠を忌避しうる作家的視線 植田 隆
何も押し付けず、何も主張せず――言葉で伝えると取りこぼしたり、偏ってしまったりする繊細な現実が本書によって伝えられる 石井 弓
M? O?――赤裸々に書き下ろされた、伊藤ミカの震撼すべき舞踏の書 古沢俊美
江戸時代の村や庄屋の姿を知る格好の書――引用された古文書を現代語訳した読者への配慮、熱い思い 内田九州男
ハイデガーとナチズムの問題が示唆するものとは――国家や共同体には常に抑圧と排除の危険を抱えている 高田珠樹
映画による風景の吸引力はかくも強いものか――たんなる景色から風情を読みとるヒント 佐藤忠男
英国ならではの良質なコミック・ノヴェル――迫力満点の「カタストロフィー」が用意されている 高儀進
トカラ列島の黒い太陽――南島を舞台にした近代説話 松下博文
さながら歴史サスペンス――捜査のポイントは、絵を「みる」ではなく「よむ」こと 佐藤道信
「男性性」という切り口から、児童文学の本質までをも示唆――ロビンソン変形譚の変貌をとらえる、折り目正しいながら刺激的な研究 安達まみ
〈太宰治〉とは誰か?――歴史の場から復元した新作家像 池内輝雄
レポート・現代詩手帖創刊五〇年祭」:五〇年の森の入り口に立ち、未知の領域に乗り出す――抑圧に抵抗することのできる言葉を捜し求めて 和合亮一








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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