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「異邦人」とはわたしであり、あなたである――中津留章仁作・演出、劇団民藝公演『異邦人』(2019年9月26日~10月7日、@新宿紀伊國屋サザンシアター) 田村景子
ジョイス文学の「肝」は何か――『ユリシーズ』と『フィネガンズ・ウェイク』における様々な読みの可能性を探求 道木一弘
作家が育った二十世紀前半のバルバドスの社会状況が反映――今年はカリブ海の翻訳小説の当たり年だ 大辻都
五・四運動より百年、革命の源流と内実を読みやすく紹介――日本会議的なものが否定する反植民地主義の源流を知るために 岡和田晃
思考の脱植民地化に向けて――本書で探求される形而上学的転回は、エピステモロジーを取り巻く閉塞感の打破と結びついている 中村大介
戦後ドイツはユダヤをいかに想起したか、ポピュラー音楽の視点から光を投げかける――当事者へのインタヴューも盛り込んで歴史をあぶり出した労作 黒田晴之
「さしすせそ」だけではない、女子の「たしなみ」――その変容を文化史から解明する 眞有澄香
社会調査で浮かび上がる現代日本仏教の課題――「一般の」僧侶や檀信徒を取り上げる 寺沢重法
時代の別の顔――映画、文学、思想を中心に複数の分野を横断し、フランス本土の変化と脱植民地化の動きをパノラマとして見せる 太田悠介
「マルクスの環境思想」の問題設定――マルクスにおける主義批判と環境危機の克服との結びつきが示される 浅川雅己
鎮魂譜としての評伝――もっとも近いところに居た者でなければ知るよしがない折口信夫の姿がいきいきと描かれている 小川直之
映画の新たな愉しみ方――映画撮影における照明(ライティング)の表現技法から映画史を読み直す 板倉史明
日本の伝統社会における豊饒な信仰世界の森のなかへ――「心意」のありようを様々な禁忌や呪いを紹介するなかで探りだす 村上大輔
社会教育史を新たな視点から捉えなおそうとする試み――近代日本の社会教育と映像文化の関係を幅広く論じる 上田学
報道する側だけでなく、わたし(たち)が自らの感性を信じて、角度ある視線を投射するしかない――「事実を確認することの重要性を認識する」べきだ 室沢毅
生きるに値しない命などない――「生産性」の有無で人間の価値を図るこの社会のあり方そのものに警鐘をならす 塩澤明子
丁寧に検証したセザンヌの受容史、評価史研究――セザンヌ芸術の新たな理解へのヒント 吉田典子
古典ダンジョンは何度でも甦る――「ファンタジーにおける迷宮の悪意」を巧みに再現したと言える作品 高橋志行
「接触と境界」の中国現代文化史――関心の広さから優れた都市メディア論の書とも読める 神谷まり子
攻撃行動や各種犯罪として行動化されるメカニズム――共感や愛着に焦点を当てて解説 吉澤寛之








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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