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アジアを代表する思想家・陳映真――陳映真の作品は台湾の現代史そのものである 池上善彦
論考で列記された様々な人名に共感し、喚起された――著者・新木正人の初めての著書であり遺著 久保隆
研究者でない一般読者にも有益――氏の研究が持つスケールの大きさを感じる 高遠弘美
戦争は女性に何をもたらしたか――近代日本の「戦争と女性」を概括した労作 山田宏明
「一国民を知る最良の鍵は文学である」という、著者自身の異文化理解に対する考えを実践――バラエティに富んだ構成で、正真正銘の大作 松山洋
反骨の映画人ケン・ローチ――第69回カンヌ国際映画祭レポート 大和晶
ヘーゲルをラカンに照らして読む――ラカンの学説こそ、マルクスの政治イデオロギーをラディカルに含んでいることを示す、ジジェクのヘーゲル=ラカン論 高橋一行
メディアをめぐる混沌、および混沌が持つ可能性――テレビの起源を、街頭テレビが登場する以前の一九三〇年代にまで遡ってとらえる 溝尻真也
社会から漏れ落ちる隙間/隙間から生成する社会――挑戦的な課題への意欲を掻き立てる優れた達成 奥村隆
日韓関係の多彩さを描き出すことに成功している――日韓の新進気鋭の第一線の学者・研究者が執筆 具末謨
持続的な表現力の大切さ――ジョン・レノンとオノ・ヨーコの米国での約10年間の活動を詳細に辿り、社会変革のメッセージを発信し続けた二人の姿を描き出す コールさとう
オペラに対する交響曲の優位が形成されたのはなぜか――その理由の解明へ向けて、多面的かつ周到なアプローチを試みる 藤野一夫
「巨匠」への鮮鋭なる「探究」の書――伝記的位相と作品世界を巧みに交錯させながら、それぞれの〈像〉を浮き上がらせている 皆川勤
未完の大作の断片草稿――好きなページをひもといて目に留まった言葉と虚心坦懐に向き合ってみるのもよい 立花史
この作家ベストの長篇が誕生――繋ぐことの技法、あるいは寂しくて賑やかなこの世界のネット 鈴村和成
物語のコルヌ・コピアの神秘解明――もしかしたら、書くことという自らの仕事を心から肯定したパムクの照れ隠しこそが、本作の難解さの元凶なのかもしれない 宮下遼
自然を模倣し、先達を模倣して学ぶ――原書にない詳しい作品解説は、読む者にブッツァーティに関する雑学を含めた知識を提供している 谷口真生子
変化しつづける作家・王安憶――作品と同じ目線で真正面からぶつかり、吟味する姿勢に声援を送りたい 濱田麻矢
講演:泥憲和、樋口陽一「自衛隊、憲法、集団的自衛権をめぐって」 泥憲和、樋口陽一
移送へ、翻訳へ、隠喩へ――詩の根源的な力をもう一度呼び覚まそうという、きわめて正統かつタイムリーな呼びかけを聴取 野村喜和夫








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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