書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



性のタブー化が人を傷つけ合う関係にむかわせる?――生徒たちによりそおうとする先生たちの真摯な取り組み 三村洋明
我が国で出版されたはじめてのキューバ「通史」――社会主義体制に特有の「胡散臭さ」は皆無といってよい 川成洋
自然と人間との親和を求めた尊徳の思念は啓示的――戦時中・戦後にアメリカは尊徳をどう位置づけたのか 村木哲
「移行期の思想家」、カール・シュミット――時代錯誤の国家主義者とする見方がいかに一面的か 大竹弘二
「日本古典動物文学史」を叙述する意欲的な試み――通読することで日本の古典文学の精髄に触れることができる 勝俣隆
幾多の声の分有を可能にする冒険的な思考の実践――富永太郎らに仮託して、詩に対する来たるべき夢が語られている 吉田文憲
地域とジェンダーという切り口で現代日本の教育実践を明らかに――格差問題に取り組み、背景を踏まえてデータを読み取ろうする姿勢 岩間暁子
多様な顔を見せて発展する西洋数学史の刺激的な姿を活写――これほど目配りをして歴史記述できる著者はそれほど多くはいないはず 佐々木力
強度と速度で詩の先端を駆け抜けた女性詩人の軌跡――もっと生きて詩を書きたいという魂の叫びが伝わってくる 寺田操
下請け労働者の被曝労働を体験的に記録したルポが甦る――三十数年前の福島第一原発の記述と現在とが二重写しになる 米田綱路
3・11の正義論――われわれは今こそ、正義の理論を研究しないわけにはいかない 大澤真幸
他者との感覚のキャッチボール――細部に目を届かせた鮮やかな描写が、日常性を際立たせ、ファンタジーの要素を程よく和らげている 文月悠光
まずは足元から見直そう――第64回カンヌ国際映画祭レポート 大和晶
日本児童文学史に空いた大きな穴を補完する――実際のテキストや資料を駆使して緻密な考証を行う 佐々木美和
教育長人事の分析を軸に教育行政を核心的に切開――行政が本来的な公共性へと開かれていく道筋は見えにくい 植田隆
「共同体に抗する共同性」とは――大震災後に村上春樹の作品を読むとはどういうことか 宮澤隆義
天皇制国家論の系譜を批判的に検証する気魄の一書――明治維新から現在まで変幻自在に浸透する天皇制の解明は、なお課題 井竿富雄
巧みな文章によって引き出される東アジア説話の世界――今後更に展開すれば中国文化の古層に到達できる可能性も 染谷智幸
中世ヨーロッパでは理髪師は外科治療の専門家であった――医学の歴史を小説にも似た「物語」として読み解く 室沢毅
われらが同時代人、大島渚――「死者よ来たりて我が退路を断て」…… 小野沢稔彦








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約