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GIと交際していた女性たちの沈黙を打ち破り、彼女たちの声を聞く――占領期の複雑な性現象についての研究を大きく前に進めた、重厚な研究成果 佐藤文香
連歌の妙味に時を忘れる――連歌の復興を願う三人による連歌集 梶葉子
「自由の国」の報道統制――大戦下の日系ジャーナリズム
リアリティに充ちた橋川文三像――「路地裏」まで丹念に分け入ることで成立した充実の書 澤村修治
河内王朝の解析へと向かう意欲的な論考――天皇制における共同性を射程に入れることの切実さ 皆川勤
待ってましたぁ、健さんっ! 草野進一
ポップな歳の重ね方――アラン・レネ監督『愛して 飲んで 歌って』 睡蓮みどり
分岐点で歴史を見極める困難さ――クロード・ランズマン監督「SHOAH ショア」、「ソビブル、1943年10月14日午後4時」、「不正義の果て」 田辺秋守
パスカルの「護教論」における身体の機能を考察――身体の「逆説」的な役割を明らかにしようと試みる 野呂康
シェリングの哲学と美学の展開を悲劇論を手がかりに追究――根底にある英雄的、悲劇的世界観が現れる 久保光志
ナチスとの孤独な闘い――ゲシュタポの様相とファシズム体制の腐敗を、文字通り、完膚なきまでに描き出している 照井日出喜
「魔の熱気」といわれるような過酷かつ濃密な空気――仕事と遊びの境界も曖昧だったにちがいない 荻原魚雷
運営論一辺倒で邁進してきた「博物館学」の現状に一石を投じる――これからの博物館研究は、この二冊抜きには語れない 金子淳
朝鮮、その自然の美しい国には良き人が育つ――他者の眼を通し自国の植民地化の歴史を考察する著者の気持ちが滲む 河田宏
日本と朝鮮半島の相互理解のために――貴重なミニコミの復刻合本 高柳俊男
自由が出版を生かす――ジャーナリズムが権力批判を忘れてどうする、歴史をどう手に入れていくかが出版だ 井家上隆幸氏インタビュー
パノラマ的かつ陰影にとんだウィーン文化史――都市の興亡とその相貌をみごとに浮き彫りに 高田広行
アメリカ留学、親との軋轢、孤独感――大学の隠微な〝権力システム〟と格闘する主人公の物語 山井悟
「肌色」からみえる精神構造――日本人が抱えてきた問題とはなんだったのか 眞嶋亜有氏インタビュー
奇妙な「詩的自伝」――未来革命を幻視するガタリの根源的思想の一変奏曲 杉村昌昭








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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