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個人的な精神史が集団的な精神史と切り結ぶ交点を浮かび上がらせる――実に刺激的だ! 石橋正孝
憲法特集 特別寄稿
人権保障こそ安全保障――日本の憲法は死んだのではなく、まだまともに歩き出してもいない
志田陽子
力のある正義こそ勝利を導く――清々しい青空を遺して行った一人の弁護士の追悼集 猪飼隆明
心の再生の物語――村上春樹を読み続ける読者にもたまらない魅力がある 上原尚子
分析哲学のレジェンドが挑む時間の謎――明晰な思考はいかにして鍛えられるか 佐金武
医療現場の先端に「意識障害診療」を配置する――専門性の閾を軟化することは人間的疎外の解消へのチャレンジ 宗近真一郎
八〇年代パリの夜を通り過ぎる者たち――ミカエル・エルス(注)監督『午前4時にパリの夜は明ける』 谷昌親
ジブリ研究の新地平――アカデミズムからのまなざし 古川晴彦
山野浩一が遺した唯一の長編小説、そのおよそ四十年越しの復刻版――『花と機械とゲシタルト』から読む山野浩一の思想 前田龍之祐
愛とケアの社会の実現に向けて――われわれが「人間らしい」「普通」と思いこんでいる精神とちょっと違う精神や考え方はどんなものか、実際に示してくれる 上杉隼人
齋藤愼爾は一種の風雲児であった――齋藤さんは、いっぱい本を出し、出版社としても成功したが、最後のところは俳人として全うしたかったと思う 井川博年
いまファノンをどう読み直すか 鼎談 中村隆之×浜邦彦×中尾沙季子
〈国際知識人〉としての実像――〈英詩の父〉を育んだ多文化的環境に焦点を当てる 岡本広毅
聞き取り調査から見える、戦時下女学生の軍事教練と女子通信手の労働の実相――女性の戦時動員研究の空白部分ともいえる女性軍属を取り扱う 堀川祐里
浮かび上がる七三一部隊の実像――文学作品・証言・地図を駆使し、細部に宿る本質に迫る 末永恵子
人間味が感じられる大川平三郎の実にドラマチックな人生――「製紙家・大川」ではなく、製紙業に軸を置いた「実業家・大川」像を提示する 山口明日香
逸脱と比較――私小説的(?)自己の発露をみせてくれるのが野谷文昭の文章の面白さでもある 柳原孝敦
人の皮膚、ことばの皮膚――日本語の膜に触れ、なで、こすり、ひっかき、つねり、ひきのばす 山田亮太
谷崎潤一郎の日本/古典回帰の淵源をみる――著者が依拠したのは、ヴィクトル・セガレンのエグゾティスム論 田口律男
編集文献学の視点から浮かび上がるベンヤミンのテクストの姿――最新の文献学的成果を綿密に踏まえた、日本語での唯一の研究書 山口裕之








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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