書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



二十一世紀の日本社会学を健康なものとするために――二十世紀後半の日本社会学を代表する二人に関する、理論的な共同研究の成果 中筋直哉
学校貯金をめぐる学校の葛藤史――「金融経済の論理」と「教育の論理」を軸に描き出す 木村元
民族と宗教の垣根を越えて結ばれた、ファンテ夫妻の物語――アメリカのエスニック文学におなじみのテーマが展開する 伊藤章
戦時下の知の重層性――教育史・皇室研究史の観点からもこの日記の持つ資料的価値は大きい 柳瀬善治
モダニズムの総決算としての漱石論――漱石と西田幾多郎との思想的接点 佐藤深雪
俳句の未来への提言――「非情」の句とは何か 神田ひろみ
幸せな衰退の極み――現実と幻が錯綜する哀しくも美しいアングロ・アイリッシュの世界 杉本久美子
ドイツ人博物学者の日本紀行――イザベラ・バードに先駆け、アイヌ人の相貌を偏見なく記述している 村木哲
「国策」作家や作品を神話化されたイデオロギーの泥沼から救い出す――膨大な思想的・歴史的・文学的な考察 南富鎭
ニワトリの光と影の歴史――日常生活で見なくなったニワトリは、大量生産工場で爆発的につくられている 大野秀樹
心躍るファンタジーの世界――西洋文学の翻訳史上、末長く語り伝えられるべき珠玉の逸品 石井美樹子
あの時代の暗部をもう一度、想起して欲しい――戦意高揚を煽るようなプロパガンダ・ポスターの欺瞞 黒川類
巨大な時代という怪物に立ち向かう戸井十月――恐ろしいほどの編集能力によって完成した一冊 宮田徹也
アストゥリアス王国の誕生からレコンキスタの完了まで――各章に緻密な「地図」と「系図」を付けて、「中世800年の国盗り物語」を詳らかにしている 川成洋
射程とする領域の広さに照応し、百貨店的充実を宿した本――日本において、ナショナリズムは二重性を抱いていた 澤村修治
詩の戦後から、人の戦後へ――時代・人・自分を結び合わせる批評集 添田馨
深い妄執と巧みにつきあおうとする軽やかで清新なクルヴェル像――ブランショ的な観念小説と、セリーヌの猥雑な文体の交差 鈴木雅雄
「礼服」を着用した天皇の文化パターンを読む――消えゆくもの、変化するもの、そして残るものが何かも教えてくれる 松本郁代
「実践ユダヤ学批判」の書――脱魔術化の時代にあって、新しいユダヤ学を展望する 有田英也
コスモスは再び崩壊するか?――タラレバ文という日常的な現象に端を発して、世界全体を丸ごと説明する形而上学的転回の書 吉満昭宏








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約