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テント芝居はあの世のものたちへの呼びかけと応答により、この世の生に揺さぶりをかけ、日増しに加速するこの世のクソぶりを堂々と拒絶する――野戦之月テント芝居公演「怪談 荒屋敷セル」(2021年7月29日~8月1日、@東京・矢川上公園) 行友太郎
遊牧民の生活文化から人類史を構築する――ポスト・コロナ時代の新しい生き方のヒントとして 孫暁剛
ブォナローティの劇的な生涯を描き切った快作――「バブーフの陰謀」への関与のみに注目が集まりがちな生涯に関して、陰謀以前の活動にも紙幅を割き、彼の思想や政治的立場の形成過程を明らかに 山中聡
「一休という現象」を多面的に分析――多くの人にとって切実な不可避の問いを論じる 小川隆
野生の平和を得られる暮らし方――産業社会の産物を手放す選択じたいが静かな革命。暴力的な文明の利器を使わないことが、ときには力強い抵抗の行為となる 訳者・吉田奈緒子氏インタビュー
とらわれのない飄々とした自由さ――言葉によって意識以前を表わそうとする矛盾 白井明大
ラオスに対する介入・挫折・撤退――国際水準の実証研究 水本義彦
『選挙活動、ビラ配りからやってみた。「香川1区」密着日記』(左右社)を読む 本紙編集・米田綱路
研究と実践をめぐる心理療法のジレンマに正面から対峙する――心理療実践の道のりを長年丁寧に進んできた著者による「メンタライズ」の結実 田附紘平
小説創作とジャンル批評のリアル二刀流――八年ぶりの新刊評論集 佳多山大地
生が死によって逃れられない数々の制約を受けている運命を注視――河林満の魂はいまだに彷徨いつづけているのであろうか 小林広一
ロシア現代小説の「沼」――旧態依然とした体制と個人との葛藤が共通する、見事に方向性が拡散した各短編を一挙に楽しめる 上原尚子
「ソ連派」活動家の真摯な反省と模索――本書を通して伝わってくるのは、著者の真面目さと柔軟さ、そこを貫く強さである 村岡到
現状は「革命」的改善の余地があまりある――暴力が組み込まれている既存の制度の致命的欠陥 紫藤春香
で、何が言いたいの?、の巻 秋竜山
「途上」を歩む詩人――詩篇の度重なる改削は、「夢」への接近を試みて言葉を磨き続けた苦難の痕跡として捉えることができる 佐藤元紀
初期フランクフルト社会研究所の実像――ポロック国家資本主義論からネオ・リベ問題へ 高幣秀知
著作権をユーザーの人権の視点から問い直し、「文化コモンズ」に未来を託す――従来の著作権制度のあり方に縛られない、文化の発展のための抜本的な発想の転換を試みる書 比良友佳理
学年制も強制もない、ニイルの教育思想に基づいた学校――オオタヴィン監督『夢みる小学校』 名取弘文
「事実を直視する」フェミニズム――ジェンダーを学ぶことは自分を知ることだ。それは他者や社会を知ることにもつながり、海をも越えて語り合いの可能性をひらく 清田隆之








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『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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