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性分は「I want to know」――執筆における「どうして?」という姿勢は、英米の美術史から学んだ ミヒャエラ・フィーザー氏インタビュー
戦後33年目にして遅すぎた「終戦」を迎えた最後の陸軍軍人・深谷義治――獄中記と著者のライフヒストリーの2本立てというユニークな形式 川成洋
人々と触れ合いながら日常の些細な生の出来事を感じとること――画家たちへのアプローチはやさしさに満ち、語り口はつねに柔らかい 高島直之
ドーピングは「絶対」悪か?――その問題の複雑性に迫る、貴重な訳書 菊幸一
世界標準のコメニウス研究――17世紀西欧における普遍言語構想という時代史的文脈の中にコメニウスを位置づける 吉岡良昌
自由のプロジェクトとしてのヴェーバー的思考――日々の要求への〈私〉の応答によって、人生に意味や意義が形づくられる 若森みどり
哲学者たちの存在論に異議を申し立て、思考の新たな地平を切り拓く――読み手をも「まきこむ」思考実践 榎原均
「類似」から解放されるイメージ、そしてさらにその先へ――美術、美学を扱いながらも、同時に最先端の思想書でもある 橋本一径
「方法としての柳田国男」の具体的な様相を深める――拡散する社会学の再生への思いがあるのではないか 石井正己
広告を軸にした「主婦之友」のメディア戦略――誌面分析から明らかになる、戦時下の婦人雑誌の新たな一面 山田俊治
「正義」をより深く学ぶために――「相互性」を正義の根底に置くことによって、グローバルな正義論への新たな視点を提供 伊藤恭彦
「物語として読むこと」が、土佐浄瑠璃の作品の魅力を掴み取る最後の鍵になる――著者の遺作となった本書は、土佐浄瑠璃への愛情が結晶した佳編 後藤博子
遊廓は「怒り」に満ちた空間であった――しかしながら、「怒り」の共鳴は抑圧された者たちの中に希望を生み出し、奪われた生/性を取り戻させるのだ 清原悠
比類なき聖女の魂の会話の記録――神を求め、無私を貫いた生涯の内面生活 山田宏明
戦後文学の異形峰としての西川徹郎文学――少年の残酷と霊力者の非情、それと格闘する論の圧倒 澤村修治
マグマ学者の和の食のグルメ散歩――日本人の伝統的な食文化「和食」の成立にはプレートの沈み込みが大きくかかわっている 大野秀樹
モームの名作に新しい光を当てる――訳文は明快で読みやすく、モームの語りの妙技をこれまでになくうまく伝えている 吉岡栄一
絵画を中心に「美的なるもの」をモチーフにした本格的な思想家論――本書はけっして「ささやかなノート」ではない 植田隆
新たな「はじまり」の予感が「あなた」と「わたし」のあわいが揺れ動く 上村寿幸
「戦争文化」の支配から距離をたもつための実践――同時代の言説に微妙な介入をおこなうプルースト 湯沢英彦








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『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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