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一九二〇年代前半のベルリンに生まれたロシア人たちの「文化共生」――「トランジットのベルリン」の芸術表現の諸相を紹介 高田広行
脱原発を志向する人のための貴重な出発点――福島の脱原発運動の歴史から読み取れる、苛酷事故への必然的な道程と、かかわってきた人たちの無念さ 竹内雅文
東アジア世界に共有されるべき歴史認識とは何か――今日の歴史学習の課題を、ほかでもない日本の歴史教育史から鮮やかに描き出す 梅野正信
類型論的な形態学を展開したモノグラフ――「加入礼」を主題として包括的に考察 奥山倫明
十字軍を学ぶ意味として三つの論点を提示し、現代の関心にも応える――中世地中海域の歴史に関心を抱く読者にとって有益な一書 根津由喜夫
小山田浩子は怖い――徹底した麻痺状態とダイナミズムの停止が描かれる 武田将明
イタリアSFの最先端――イタリア本国でも高く評価され、傑作SFに与えられる〝イタリア賞〟と〝カシオペア賞〟を受賞した小説 北原尚彦
「一瞬の繊細なやり取り」を核とした非言語的関係性を指向する――著者が思い描くコミュニケーションとは、複雑で多様性に満ちているということである 室沢毅
「ここはどうなっているのかわからない」と書く勇気――性急な断罪ではなく、丹念に問題を解きほぐす「リズム」 三脇康生
あたたかい「土」が、雪が降りつづける「海」が、あるかぎり――いやおうなく、さびしさが横たわっていると感じないわけにはいかない 久保隆
こどもの本棚 編集部
「法規制か否か」を超えて――「レイシズム」は民主主義の外部であるのか、そして何を「レイシズム」と呼ぶのか 鼎談 明戸隆浩×山本武秀×山崎望
技術理性批判の可能性――重大な原発事故が勃発したにもかかわらず「想定外」の一言でスルーされかかったことを、忘れてはならない 森一郎
ネット社会の「猛毒」から子どもを守るには――親子の対話と、制度的規制が不可欠だ 山田宏明
戦後日本文学が見落としてきた〈辺境〉の再発見  
これまでに類を見ない「読む仏教事典」――新しい学説や見方も大胆に採り入れた平易な記述で、日本仏教の流れを鳥瞰できる 蓑輪顕量氏インタビュー
「過去への謝罪と補償」の現代世界史――あるいは、和解と癒しなき賠償の政治学? いらだち吐露する進歩主義者の弁 松原宏之
イヌイットのナビゲーションを在来知のひとつとして記述し、分析した労作――現代のイヌイット文化に関する新しい視点からの独創性ある研究 岸上伸啓
老後もひとり暮らしが快適――「独居」をエンジョイするノウハウを豊富に紹介 山辺裕之
タラカーノワの数奇な運命を活写――歴史というものが王権の物語ではなく、人間の物語だとするならば、史実というものは、まさしく物語そのものなのだ 黒川類








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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