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社会学とシステム理論の錯綜した関係を見透すことのできる稀有な地図 高橋顕也
言葉が「詩」になる瞬間――山田亮太の詩は、理性と正気を手放さないままで開放された、拡張する詩情と狂気だ 暁方ミセイ
人生いかに生きるべきか――著者のなかには、間違いなく、イワン・カラマーゾフが住み着いている 神山睦美
ミハイル・ブルガーコフ著『白衛軍』を読む 米田綱路
日本のオルタナティブな学びの場の「これから」を考えるためのヒント――学校教育の変革と並行して進められている、地域づくりを意識した取り組み 武井哲郎
危機の時代における人文学の姿の探求――近代日本の知の巨人から学ぶ 犬塚悠
現役政治家が子どもたちに「防災」を訴える絵本――絵も美しく、文章もすぐれている。まずは英語に翻訳して広く世界に防災を訴えるきっかけとして頂ければと願う 森田実
コロナ禍で息苦しさを感じ、閉塞感漂う現代社会に、今一度立ち止まり、自死遺族の証言に耳を傾ける――子どもを自死で亡くされた親御さんの悲嘆や苦悩の日々が切々と語られる 岡本洋子
百貨店はなぜ美術展覧会をしたのか――なぜ三越百貨店において高橋義雄や日比翁助ら経営陣は 美術事業を興すべしと考えたのか、彼らにとっての美術事業とはどのような意味があるのか。「教育」「報国」をキーワードに営利企業が美術振興や芸術支援をする意味を問う 山本真紗子
日中の研究者の学術交流の足跡をたどる――漢籍資料がどのように日中の学者同士で共有され、収集に至ったのかを明らかに 山本一生
地理哲学が開く「哲学とは何か」という問いの必要性――ギリシア古典研究から、古代ギリシアの歴史的・政治的状況を詳述し、これによって地理哲学のなかに、アナール学派の歴史地理学の転用以上の含意を読み込む 小林卓也
阿片は日本の戦争遂行にとって欠くべからざる戦略物資であった――陸軍薬剤少尉、岸修『蒙疆地区ニ於ケル阿片ニ就テ』を読む 倉橋正直
そもそも外界について知るとはどのようなことなのだろうか――予測誤差最小化理論の枠組みから、知覚を主要テーマとした広範な諸問題に対して、唯物論的であり還元主義的な仕方で議論を展開 西堤優
コロナ禍から問い直す移民との共生――露見した移民の脆弱性と開かれた今後の可能性 藤浪海
私立大学、そのしたたかさ――経営行動が明らかにする戦時期私立大学のリアルなサバイバル 戸村理
二つの個性のぶつかり合いと歯に衣着せぬ議論の応酬――手紙を通して秘められた合作の真実に迫る生々しいドキュメント 法月綸太郎
オリンピックが日本社会に突きつけた課題――オリンピックに問題が「反映」されたのではなく、 むしろオリンピックという現実に問題が内包されていたのではないか 有元健
書簡資料に依拠して、作家の姿勢を浮き彫りにする――ハインラインがぶつかった壁とは何か 浅見克彦
名歌、名句もまた文学――短詩型の詩人たちは、イメージを拡張する潜在力がある 植田隆
異色の西部小説が示す“求道”の物語――どこまでも灼けて乾いている世界と、繰り返される流血と暴力 尾之上浩司








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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