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騒がしくきらめく世界――自分のことをしているだけで他者にきらめきを与えうる 岡英里奈
七日間にわたる法廷闘争の主張と、政治・公法理論との論理的連関性に関する詳細な分析――議会主義によって多元化し、かつ形骸化していった「合法性」に対して、政治権力の「民主的正当性」がいかなるものであったのか 安章浩
「トルコ」から読み解く新たな世界史――一国史とは対照的な「連関の世界史」を紡ぐ 松尾有里子
波乱に満ちた驚くべき人生――著者のあたたかい肉声の聞こえてくる一冊 現代企画室
「ジャズ界を生き抜く女性」にみる芸術の社会――才能神話、過剰社会化、無意識の惰性 永島茜
歴史学の立場から初期の入管体制を分析――入管行政の業務が実際に執行される地域の「現場」に着目する 挽地康彦
出版文化の崩壊を食い止める――出版の原初的な形態を守る中小零細出版社の攻防 高須次郎氏インタビュー
寺山修司没後40年、短歌作品を選び、評する――短詩型だからといって物語性を込められないわけではない 久保隆
見えない人々を記憶で炙り出す――謎と化したパリの町に翻弄されつつ、語り手がひたすら事実を確かな線でつなごうと模索する二作品で構成された日本語版オリジナルの小説集 大辻都
人間と現代社会に対する洞察の本――牧師が人生をかけ内省してきたからこそ見える世界 櫻井義秀
『エレメンタル』、うろつき会議への誘い――積乱雲や、汀のさざめきや、夕方の空の華やぎを、どうして読まずにいられるだろうか 福島亮
中條克俊著『ぼくが生まれた新宿、柏木団の人々と関東大震災。』(梨の木舎)、鈴木晶他編著『神奈川の関東大震災』(えにし書房)を読む 米田綱路
著者がこれまで提言してきた「権利としてのキャリア教育」などの議論を踏まえた骨太の一冊――「キャリア教育」研究の第一人者である著者が、我が国における政策面も含めてその歴史的背景や現状、そして未来像について余すことなく論じる 後藤和也
明治以降の日本において積極的に受け入れられた殉教の言説――自己犠牲的な「殉教」の言説が、実のところ西欧の宗教思想や社会背景と密接に結びつけられるなかで広まっていったことを明らかに 狭間芳樹
碩学マリオ・プラーツとイスラーム世界の邂逅――18世紀から現代までの時空を行き来しながらプラーツとともにオリエントを旅する 鎌田由美子
自分自身とつながりのあるモノ、場所、実践として見つめ、考える――遺産と向き合い、守っていくために 佐々木淑美
一貫する「新しい落語とは?」という問い――「考える人」である著者は、清々しいほど大胆だ 真木由紹
十人の作家により現代に蘇る説話の数々――一冊で二度どころか三度も四度も、いや十篇あるから十度「美味しい」 楠田純子
不可能犯罪ミステリの巨匠カー、名誉回復のための新訳――古典ミステリの真髄がここに 待場京子
四國五郎の生涯を描き切った評伝――「書く・描くこと」と「生きること」、そして「反戦の志」が 不即不離にあった芸術家を語る 山本昭宏








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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