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深く切実で、ときに実験的に――四人の詩人の違う資質が合わさることで、良い言葉の循環を生み出している 文月悠光
「パラドックス」に耐える胆力――ドイツの演劇美学を土台としつつ、日欧の舞台の具体的な「上演分析」とも結びつく、刺激的かつ本格的な現代演劇論 寺尾格
私たちの人生そのものについての思考――仕事中毒の人には自分の人生を見つめ直すきっかけを、これから仕事に就く若者には人生設計の道標を与えてくれる哲学書 佐藤岳詩
様々な思考の可能性に満ちた著作群――政治理論の知見と現実政治の分析との活発な往還が展開される 乙部延剛
気づきの瞬間とその持続を巡る壮大な試論――アカデミズムの領域と、そこから排除された知の領域との接点を問う 木原誠
豊かな議論の地平――ゲルマニスティクと民俗学の新たな関係を拓く 及川祥平
褐色の恋人、その象徴的系譜――《境界》を越えた表象が《つながる》ために 田中庸介
現代を問い直す古典的大学論の新訳――大学の本質であるべき「学問的精神」を若者のなかに目覚めさせ育む 瀧井美保子
安倍内閣は反知性主義だ 対談 樋口陽一×泥憲和(下)
部落問題を人種主義という観点から捉えなおす――通説にパラダイム転換を促すべく書き下ろされた野心作 関口寛
哲学と政策を専門とする15名が「対話」を重ねた成果――本書から清新な学問的気概が感じられる 神山英紀
「東アジア共同体」は実現可能か?――個人と個人との交流・連帯こそが未来を拓いていく 矢野秀喜
ランダウアーの考え方は新自由主義と闘う者に届く――新しい言葉を話し、自己統治形成力で個人がつながる協同社会 大窪一志氏(ランダウアー『レボルツィオーン』訳者)×田中ひかる氏(ドイツ・アナーキズム思想史研究)対談(下)
伝説の奥から呼吸するピカソが生々しく顕在化してくる――読者自身が自らの内に神話崩壊のスリルを味読する 北川健次
不安定なアイデンティティからデモクラシーを再構築する――ポピュリズムを受けたラディカルな論点 大井赤亥
アウトサイダーたちの苦闘――独自に表現を模索し、特異な作品世界を実現した、孤高の英国画家五名を紹介 加藤明子
劣化する大学と研究者の生存条件を問う本質的な労働争議――「研究するな」などという言い分には到底納得できない 関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼち組合員A氏インタビュー
1922年のルカーチの「内的危機」を定位させる――『歴史と階級意識』の成立史研究 篠原敏昭
「伝説の編集者」松本昌次の「雑文」録――松本さんが手がけた戦後のインテリに共通する点は、天皇制軍国主義の拒否と天皇制からの精神的自立を呼びかけたことであった 栗原哲也
妥協なき思考――核兵器と原発が廃絶される時点まで、本書がそのアクチュアリティを失うことはない 佐藤嘉幸








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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