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露わになった「暗い力」――生きるための闘いとジャンク・カルチャーのかかわり ▼ジュノ・ディアス著、都甲幸治/久保尚美訳『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』をめぐって ジュノ・ディアス×小野正嗣×都甲幸治
ヒトラーの自殺という重大事実が確定されるまでの紆余曲折――ドイツが遭遇するであろう壊滅的惨敗を明視できなかった各国 川成洋
占拠からスクウォットへ――そして再び占拠へ:金江著『生と芸術の実験室スクウォット』を読む 高祖岩三郎
やはり謎に満ちた思想家というほかない――親鸞の思想の解読に一石を投じている刺激的な書 三上治
虚構の強度に重きを置く作家の登場は文学の末期症状か? ――5~10年前に比べたら、今のほうが小説は面白くなっている 佐々木敦
「言語」を人類共同体の中で肯定的に捉える――人間本性への洞察を通して「道徳的社会主義」を展望 黒川類
最も詳しい紳士倶楽部研究――上流階級の生態を多々教えられる 立石弘道
恐怖小説の背後にある生死の深みを読み抜く――文学講座の議論が「3・11以後」の人間存在の意味を考えさせる 梶葉子
独自の神秘哲学を展開した井筒俊彦の叡知的世界――詩魂と宗教的実存、宗教と哲学と詩の融合した思索を跡づける 室生孝徳
「分かった」ことと「分からない」ことの間で――寓話性とユーモアを含んだ、実話に基づく犯罪短編集 横井司
「祝祭」の日々を生きて――それにしても一つの事件は実に多様な形で体験されるものだ 鈴木道彦
ホッブズの立場の転回について再考するうえで、重要な小論――訳者自身のホッブズ‐スミス研究の総括でもある解説も興味深い 梅田百合香
「今を〈本気〉で生きること」の尊さをうたう人間讃歌の書――歴史上の人物に肉薄することの醍醐味がまざまざと伝わってくる 八木寧子
カラー写真のちりばめられた斬新な発想の詩集――秀逸な解説と作品を併せて読むことで、作品鑑賞がより楽しく 福岡賢昌
筑後川を舞台に、魚と人が織りなすドラマ――北部九州のフィールドワークの記録 川上登
社会学的なフィールドワークと人類学のそれとの差異が興味深い――新たな「生きる意味」を提示する人類学的成果が創造されるために 好井裕明
日本の近代文学の基本的性格を考えていく上で参照するべき仕事――先行研究が十分に深化することのなかった領域に鍬を入れる 岩佐壯四郎
普天間基地移設問題をはじめ沖縄の十数年をレポート――日米両政府の動きに対峙する住民の姿を伝える 米田綱路
動物の本能=学習連関という著者ならではの問題提起――動物行動学者にはなし得なかった「本能」の定義 山田英造
世界で初めて“不死化”された細胞とそれを採取された女性、そしてその家族の物語――アメリカ史の暗部に光をあて、同時に科学や医療のあり方に再考を促してもいる 粥川準二








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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