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東アジア近現代史の空白――国際芸術祭「あいち2022」レポート(7月30日~10月10日、愛知芸術文化センター、一宮市、常滑市、名古屋市有松地区) 竹重伸一
オオカミと人間をめぐる歴史や文学、そして絶滅についての物語が綴られる――イギリスとアイルランドの対比により、オオカミをめぐる民族の相違が垣間見られる点に興味を覚える 菱川晶子
古典小説に新たな光を――『ドラキュラ』以前/日本における吸血鬼小説の系譜をたどる 座談会 東雅夫×菊地秀行×夏来健次×平戸懐古
学習のコンテンツ軽視の潮流に対し、コンテンツにこだわる――「社会的排除と包摂」を核とした教育実践と理論についての論集 若槻健
「まごつき期」としての人新世における多様な芸術実践が鮮やかに記述される――「新しいエコロジー」を問うことは、来るべきデモクラシーをめぐる知とその実践なのだ 清水知子
ジョイスと信仰という「古くて新しい」テーマに真正面から取り組んだ研究書――ジョイス作品の歴史的コンテクストを明らかにする 道木一弘
誰も幸せになれない「自己責任社会」を、少しずつでも「まっとうな」社会に作り替えていくために――いまも続く福島第一原発事故の被害の深刻さと理不尽さを読者に突きつける 松井克浩
『源氏物語』の新たな読みの成果――造語「風景和文」を打ち立て、その方法を明らかにしつつ、物語の風景と人物の心情と世界、さらには読者と風景の対面のありようを鮮やかに照らし出す 倉持長子
現代史を新しい視点で振り返る一助になる良書――米国の政策が冷戦期以降、今でも「形を変えた植民地主義」であるという結論を大胆に導き出した 永田和男
「日本国憲法・教育基本法・子どもの権利条約法制」による学校づくりと福祉国家構想――学校づくりを通して戦後教育史を語る 宮盛邦友
自由民主主義論の最前線――多方面から問いつづけていくプロセスそのものが、壊れかけた民主主義を支えていく実践的営為なのだというメッセージが伝わってくる 臼井陽一郎
主張とテーマに還元されない豊かなエッセイ集――長い時間をかけて変遷を辿ってきた人種・ジェンダー・階級といった問題に目を向けさせる 矢倉喬士
音楽の政治性、政治の音楽性――大衆娯楽映画は現状を告発する――ラージーヴ・メーナン監督『響け! 情熱のムリダンガム』 小野沢稔彦
広大な文学の海へ――それにしても「愛」とはなんと深く、照れくさく、難しいものか 永田千奈
「宗教実践」と「宗教哲学」の領域を開拓し、独創的で刺激的な知見を提示――綱島梁川の神秘的体験の言説の独自性が鮮やかに示される 岩田文昭
わたしは、誰の命を嘆いているのか――夥しい人々の嘆きや死は、聞き取られず、嘆かれもせずに放置され、この国はどこに向かうのだろうか 岡野八代
やはり、資本主義という標的が顕れ、結節される――二著を通底する課題 宗近真一郎
鏡の功罪、あるいは日本語とは何か。根源を問う――詩を愛する読者に巻を措くあたわざる一冊 鈴村和成
「国葬」など論外だ 五野井郁夫氏インタビュー
そこにはいつも一人ひとりの人間がいる――6つの国、6つの教室から見えた「違い」とは きくちゆみこ








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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