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多種多様なバロック造形文化を遍歴する――一種の紀行文学の趣もある一冊 大野陽子
エコロジーと公衆衛生の危機――新型コロナ問題の本質を問う力作 村澤真保呂
作家陣にも研究者にも手に取りやすい入門書――なぜ「なぜ突然歌いだすのか」という疑問がわくのか 町田麻子
国葬を許すことは日本国家の右傾化を容認すること――国葬によって安倍像は恒久化されてしまう。そして安倍イズムは今後も生き続け、安倍ファシズムが再生産されていく。それに抗し、いまリベラリズムの原点に立ち返る 纐纈厚氏インタビュー
尹東柱の詩世界を見通す書――「序詞」という詩の清冽さ 村木哲
「憑霊」を主眼に中世の霊的現象について研究――霊について考察せずに歴史を語ることはできない 山田雄司
現実って何?――それぞれが大切にしている〈価値=信仰〉を押しつけたり否定しあったりするのではなく、お互いの別世界を面白いと思いあえればどれほど素敵か 岡英里奈
これからの時代の経営手法‐デザインマネジメントへの誘い――商品に新たな付加価値を与え、企業組織に新たな方向性を示すデザインマネジメントを理路整然とナビゲートする労作 岩谷昌樹
文学における笑いと遊び――レーモン・クノーの持つ〈賢者〉・〈庶民の知恵〉・〈とりとめのなさ〉 対談 塩塚秀一郎×三ツ堀広一郎
繰り返し出頭を命じる「呼び出し」という権力の本質――ノーベル賞作家ヘルタ・ミュラーの三冊目の長編小説 金志成
レトリック・政治・メディアを考えるための刺激に富む書――行動科学としての社会心理学のアプローチから、混沌とした曖昧模糊の世界に果敢にも挑戦する 茨木正治
三視点による春樹文学の原理の解明――テクストに向けての誠実な姿勢から 髙橋龍夫
「沖縄を生きる」困難を浮かび上がらせる――大城立裕を起点として話題が連鎖し、拡散していく 渕上千香子
各所に残る民俗フットボールの実態と特徴を活き活きと描き出す――その全体像を「伝統の再創造」という視点から総括 中房敏朗
スウェーデン発の重厚なミステリ――推理作家アカデミーの最優秀ミステリ賞と「ガラスの鍵」賞をダブル受賞 品川暁子
映画という小さな旅と日常――読者を映画へと誘う絶妙の語り口は変わらない 岩阪恵子
日系社会というレンズを通し音楽の文化的意味を読み解く――カリフォルニアを中心に戦前から現在までの日系社会の音楽活動を日系新聞や歴史文書、エスノグラフィを通じて丹念に掘り起こした書 和泉真澄
ジェンダーやセクシュアリティの多様さを読み込む――クィアの視点から、木下惠介の映画が鮮やかに蘇る 宮本明子
ドナルド・キーンへの限りなきオマージュ――正岡子規をはじめとする近・現代俳句の考察を深めた膨大な論考のエッセンスをたどり、キーンの偉業を改めて確認する書 辻教雄
人間への厳しい眼差しと淡い期待――SFの設定を用い人間の本質に迫る短編集 佐藤みゆき








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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