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品種改良の歴史を読むことは、私たちの来し方行く末を考えること――豊富な歴史的事実から、新しい問題系が浮かび上がってくる 藤原辰史
数量的かつ客観的に著作権を検討する――著作権問題に関心がない読者にとっても、無視できない状況が強まりつつあることを教えてくれる 白田秀彰
明治期日本陸軍は仮想敵国の軍用地図をどのように作ったか――アジア大陸奥地に潜入した“日本版パンディット”の密行記録を解読 前田哲男
「歴史」というものは、動態的なものだ――明治近代以降から現在までのわたしたちの東アジアに対する視線は、「歴史を鑑と」することを忘失させてしまった 皆川勤
韓・日を生きる女性達の紡ぎ続けた言葉の輪――過去そして今を直視した命の泉が南・北・日本をつなぐ 田中佑雲
「真相」の皮肉さ、やりきれなさが読者にとっての「世界」の足場を崩す――普通小説やサスペンス小説の装いに隠される、本格ミステリとしてのサプライズ 千街晶之
ものの見方や考え方をシンプルに、鋭利に語る――「真」、「善」、「美」を絶えずアクチュアルな語にしなければ 村木哲
何もかもを書き尽くす意志は生と死の境界をほどく――写生俳人という既存認識の枠に葬られた子規の散文に光をあてる 菊井崇史
エレメントに触れる詩――文明をまたいで循環する自然の様相に深く視線をそそぐ 蜂飼耳
壮絶と呼びたくなるほどの美しい文章で淡々と、克明に描写される収容所の日々――言葉の遣い方が、独特の繊細さに裏打ちされている 松永美穂
シモーヌ・ヴェイユの示す二つの道と宇宙――哲学の歴史的探究と宗教的本姓の把握との直接的な結合体 黒住真
法的・法思想史的主題に関わる数多くの文芸作品を解説・論評する――茫漠たる現代社会・現代人についての注目すべき著者の認識 長尾龍一
原発と被曝労働の真実を撮る――樋口健二氏に聞く、『原発崩壊』ほか 樋口健二
小説は書かれるだろう……攻勢のために――不可能殺人を巡る仕掛けと謎解きの綺譚推理小説 丹生谷貴志
ミュージシャン同士の「魅力的なつながり」を一望する――音楽の創造を、ミュージシャン個人の内面の問題にとどめない基本的な姿勢 上村寿幸
楽しい学びを実践し、私たちの生きる指針ともなる教育論――『論語』のことばと解説で、教育の根本概念をわかりやすく説く 三郷豊
朔太郎の詩魂はなお生きて訴えかける――世田谷文学館「生誕125年記念 萩原朔太郎展」をふりかえる 林浩平
今も鋭く芸術とは何か、を問い続けている――板橋区立美術館「池袋モンパルナス展」 小野沢稔彦
列島を憂えて「革命」を画策し、「大陸」に思いを馳せるロマン――著者のエネルギーの源泉と秘話が独特のユーモラスな語り口で 古沢俊美
原発事故責任追及に立つ若者の貴重なドキュメント――挙国一致体制を打ち破る行動から映し出されたニッポンの正体 林克明








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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