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大正デモクラシー期の〈穏当な〉国体論者の軌跡――「神がかり」法学者の正体を丁寧に解き明かす「魔法の書」 森元拓
日本史研究者にも是非活用してほしい――日記、写真、住所録、演芸会のプログラム、スケッチ……個人的なものでも、れっきとした歴史史料になる 寄稿 倉沢愛子氏
神話学の翼――神々は人間にとってどのような役割を果たす存在なのか、そして、神々にとっての人間は 西村直子
実体を取り戻すために――作品は無論、絶妙で独特の文体も本書の魅力 宮田徹也
アメリカの対外膨張の実像に迫る――太平洋を隔てた二つの戦争の連続性と同時並行性をみごとに照射 永野善子
教育に携わる過程で直面する迷いや悩みを解決する糸口が見つかる――教育そのものを見つめ直すための「問い」を獲得することが重要ではないのか 増田集
アヘン・麻薬問題へのかかわりに焦点を当てる――近代ドイツ・東アジア関係史を描き出す労作 古泉達矢
附属校の教育実践の貴重な資料群を収録――日本型モデルとして高い価値と重要性をもつ 桜井裕三
詩人としての漱石の「存在論的転回」――漱石の全業績を一貫するモティーフに基づく粘り強い思考 江田浩司
真夜中に生まれた奇跡のその後は?――インド政治についてのラシュディの落胆と批判がうかがえると同時に、インドの新しい国造りという壮大な可能性が今も未来に続いていることが示唆されている 大工原彩
学校や地域社会にとって校歌はどのような意味を持つのか――校歌研究の成果が結実した一書 伊藤純郎
イギリス近代思想を「ブリテン啓蒙思想」研究として論じた意欲的な作品――なぜロックが「起点」となりスミスで「終わる」のかを問う 渡辺恵一
映画を「超える」ムネモシュネスクな一冊――イタリア映画最高峰へ「美術史」ルートで登攀する 後藤護
「雪」に始まり「闇」に終わるアーシュラの「生」――なぜ彼女は何度も生まれ、何度も死ぬのか 八木寧子
読者の創意を刺激し、旺盛な思考をともなう自発的な生へと導かんことを――政治、哲学、宗教、科学、技芸といった万般にわたるテーマについて、手紙の書き手が所論を開陳 辻部大介
二〇世紀はどのようにして「エコロジーの世紀」になったのか――植民地科学者の実践と思想にその起源をたどる 楠和樹
怪甲斐ワンダーランド――ほんやら洞・八文字屋 加藤啓
消費とジェンダーの関係に多方面から光を当てた優れた研究――消費文化史の必読書 山口みどり
日本仏教にとっての「西洋化」とは何であったのかを問うた画期的論集――時代を越えた「近代仏教」の革新者たちのセッション 名和達宣
国際借款団に注目し、日本の中国大陸への経済進出を描く――中国をめぐる日本外交の姿を知る上で、指針となる研究書 古結諒子








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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