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危機に直面した経済の回復方法を示唆――今後の危機への対処法を考察する上で意義ある書 高屋定美
「死」の到来をいかに遅らせるか――現代アメリカ小説における「愛」と「死」は、より屈折したものとしてアメリカ的主人公たちの心に取り憑いたまま離れない 麻生享志
安倍強権政治からの転換をアピール――ベテラン政治学者の現政権への危惧 山田宏明
全く痛快極まりない本――安藤昌益の社会に対する根源的な批判 鈴木正
川端文学の原点、源流をめぐる旅――初恋の十五歳少女の、書簡中にある二文字の謎を追う 井出彰
どの視点から見ても非の打ち所がない傑作――黒沢清監督『クリーピー 偽りの隣人』 睡蓮みどり
『女性労働研究 第60号 生きる場の再構築』(すいれん舎)刊行によせて 金井郁、渡辺照子、宮本みち子
著者四人の多様性とともに、ユニークな中身――本書をテコに、民主主義や憲法について深く考えていきたい 佐藤和之
たぐいまれな私的国際交流の十字路「ほんやら洞」――ワイルドな写真と素晴らしい装幀の乾坤一擲の作品 杉村昌昭
文化は決して平和の顔をしてはいない――史実を探る硬い論文でありながら、ミステリーを読む静かな興奮が味わえる 増田幸弘
ヨーロッパの哲学史、特に解釈学の伝統の中に他者理解という問題解決の可能性を見出す――具体的な社会領域へと考察を広げながら、理解という実践的な要請のもとに思想史を組みなおす 堀内進之介
経済学が看過してきた模倣と権力の契機を炙り出す――鋭い洞察と示唆に満ちた書 沖公祐
コロンブス交換によって創り変えられてきた世界――豊富な資料とインタビュー、現地視察を交えてドキュメンタリーに描く 宮本欽生
辺境に生きる、辺境を生きる――一首の短歌が、あなたにとって忘れられないものになる、かもしれない 石川美南
西欧とロシアの「はざま」の多様な世界――東欧文学とはいかに定義されるのか 松下隆志
叙事文学の伝統を現代に甦らせる豊かな語りの力――その問題意識も言語表現も驚くほどに新しい 孟真理
最先端技術は人類を幸せにするのか、滅ぼすのか――人工頭脳(AI)が人類を追い越すのは時間の問題だ 大野秀樹
既存の学術的方法論を凌駕する考察――造形作品・人・異文化・異言語という存在に謙虚に、優しく賢く接触する 南明日香
賢治文学・思想の根幹に迫る――例示を膨大に積み重ね、解析の姿勢を徹底することで、賢治の「混沌」に向き合った光度高き書 澤村修治
老人が投入された戦線と現在の老人の身体の内部を巧妙に〈二重化〉――語りの複雑さが作品世界に厚みを醸し出している 関谷一郎








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『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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