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現地の住民に会わなければ、真実はわからない――不死身ではなかった水俣学提唱者、原田正純の遺言対話集 大野秀樹
制度としての大学への批判的・歴史的そして知的なアプローチ――いま必要なのは「一般教育」の縮小ではなく、その再定義である 岡山茂
私の痕跡がない私の家は、「わたしの家」なのだろうか――私たちが自明と考える“私”と居場所や室内や家との関係の限界 若林幹夫
幻想であるはずの「炎」の風景は、意外とわれわれの近いところに――描写された風景のなかではばたき生きる主人公と物語の「神話的な深み」 小林広一
モンゴル人の血でもって中国の植民地支配を告発――植民地支配の犯罪を傍観することはそれへの加担であると教える 柴田哲雄
ロックが幸福だった時代の最後のアルバム『レット・イット・ビー』――自分たちでロック史をなぞり直していたビートルズ 石崎一樹
科学批判の目を――昔の高度成長に還れと言っても、そうはいかない 中山茂
過去ではなく現在、未来の「戦争」を考えるための教科書――未知の領域が既知の領域へと変じていくダイナミズムを味わえる 大原祐治
哲学史におけるドゥルーズの本格的受容の里程標――邦語ドゥルーズ論のなかでも特異な位置を占める 松本卓也
〈いま、ここ〉から新たに原爆問題に向き合おうとする研究者の呻吟が聞こえてくる――「調査する」という営みへの批判的まなざしが貫徹されている書 好井裕明
最後の吉原芸者が見せる「ホンモノの芸」を追いかけて
新たなコロポックル論、北千島アイヌの歴史学の着実な構築――ラッコの毛皮の交易との関わりを丹念かつスリリングに探る 川村邦光
社会は生命体である――お利口に生き残ろうなんて思ってはいけない:有明双書(武久出版)刊行によせて 栗本慎一郎
制度としての大学への批判的・歴史的そして知的なアプローチ――いま必要なのは「一般教育」の縮小ではなく、その再定義である 岡山茂
ルワンダ大虐殺という想像を絶する苦難のなかで得た信仰――内戦のすさまじさが明らかにされる 萩原信彦
奇想の弾ける小説――奔放な企みに満ちている 中村邦生
拝啓、司法長官殿:スウェーデン発、ヨナス・ハッセン・ケミーリ氏からの手紙 ヨナス・ハッセン・ケミーリ (翻訳・岡本小百合)
壁の集結する結婚式に共にふるえて――語られ、綴られた物語としての一頁一頁が、ナレーターの肌(壁)であるかのように、読む私たちに訪れる 海埜今日子
オペラは高価な道楽でなく、時代を厳しく批評する劇薬――演出による「読み替え」が、現代世界の孕む様々な歪みをあらわに 上川修史
ことばは生き物である――豊富な資料と数多くの現地被験者にたいする綿密な調査に支えられながら、韻律研究の新しい地平線を切り開いている 高演義








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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