書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



閉じこめられる/こもる女たちが動き始めるトリガーは何か――「女」が「女」をトレースすることへの自嘲を呟かせる 五所純子
南島から東アジアにかけての古層をイメージ化する物語――伝承文化や祭祀儀礼に根を下ろした、メッセージ性の強いファンタジー 野上暁
大きな絶望の闇と小さな希望の光の混沌の中から、後の時代に何を残すか――重苦しく陰鬱な、しかし、力強い精神史の見事な叙述 菅孝行
「ニュアンス」に示される個人と世界のパトス的関係――医学的人間学から世界全体の考察へと広がりを見せる議論 十川幸司
過酷な職場を人間が生きた証――過労死問題に私たちは巻き込まれつつ共犯的である:熊沢誠著『働きすぎに斃れて――過労死・過労自殺の語る労働史』を読む 藤井誠二
エッセイの思想、書物のアウラ――考古学者にも似た視線が注視するものとは 門林岳史
人類生存の危機を乗り越える文明と教育の進むべき道を示す――東洋的な人間主義はこれからの地球共同体の精神的源泉 倉橋洋介
「家族とは何か」という問いを現代社会の文脈のなかで論じる――「家族」が「政治性」を帯びた存在であるという認識 岩間暁子
あなたも、私も、差別をする――社会を考える基本としての差別論、排除論:対談・好井裕明×倉石一郎『排除と差別の社会学』、『包摂と排除の教育学』をめぐって 好井裕明・倉石一郎
翻訳者たちは昇天する――紙上再録・トークショー 「旅と翻訳」(於・青山ブックセンター本店) 対談 管啓次郎×越川芳明 管啓次郎・越川芳明
嫌い嫌いも好きの内――落語評論に対してこういう攻め方、「兵法」があったのかという、驚きでいっぱい 塚越孝
憶測に基づいて憶測を巡らすな――『ONE SHOT ONE KILL』は「PR映画」ではない:小野沢稔彦氏による「映画評」(2964号)に応答する 藤本幸久
最強の「アバズレ」であり、「聖母」の愛に満ちている女たち――吉田大八監督『パーマネント野ばら』 福田磨理子
哲学と詩の対話の中から詩人の使命が明らかに――ハイデッガーの詩論を導きに、独自の「文の国」に人々を誘う 神品芳夫
歩行の文体が生み出す不思議な魅力――知の共同体の交友記としても興味深い 和田博文
高い合格率を出す受験産業講師が成果主義を爽快に否定する――在日朝鮮人差別や連合赤軍事件の体験から生まれた「人間肯定の書」 菅原秀宣
中世ヨーロッパ人は、森や川を利用して生活を豊かにしてきた――「隠修士」の生き様は自然の修復・破壊・再生を循環させる象徴 村木哲
良書、しかし前提するところ多く屈折を孕む――フーコーの盟友がフーコーを語る 佐々木 中
学生叛乱は、「いのち」のマグマが噴き出したものだった――東大全共闘の最年少4人による総括の試み 最首 悟
4・28破防法裁判は戦後史に刻まれている――青木忠氏(元破防法被告)に聞く 60年代・70年代を検証する 青木忠(聞き手・小嵐九八郎)








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約