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〈私づくり〉のプライバシー――データに依存した自己イメージ形成はどこへ行くのか 大屋雄裕
十九世紀の聖書の解読――ブームの亀山訳の秘訣の所在が明らかに 井出彰
小説と言えるのかどうかギリギリのところを狙う――抽象度を上げる操作、知ったかぶりという重要な創作態度 青木淳悟
「まづしい實驗の結果」が戦後短歌史に屹立した――塚本邦雄の衝撃的で記念すべき第一歌集 久保隆
精神療法だけでなく普遍的思惟方法を内包――「関係を支えるつながりの力」を湧き立たせる 黒川 類
朝鮮近代文学の醍醐味――テキストの〈声〉を聞き取った訳者たちが届ける植民地朝鮮下の文学作品の数々 渡辺直紀
小説が新しい歴史を作る可能性――オバマ政権の誕生と同時に完成した本書からは、著者のモリスン作品への熱き思いが滲み出ている 深瀬有希子
チェス小説集はいかが?――何度でも味わいたくなる美味しいアンソロジー 湯川博士
小説を写し出す鏡としての演劇――自由で気ままな歩行の雰囲気を持つ演劇エッセイからは文章表現の散策そのものを楽しむ小島信夫の姿が伝わってくる 青木 健
何故見知らぬ他者を援助すべきか――問題を考える上での出発点となる挑戦的な書 若松良樹
後退りへの警告の書特権的な存在を拒み、市民運動と一体になった議員―― 北村小夜
古代歌垣の世界をイ族を中心にして解明――五穀の結実の可否は人間生活の是非でもあった 渡邊昭五
みゆき族から新左翼へ 今は自動車誌を編集――鈴木正文氏(元慶應文自書記長)に聞く 60年代・70年代を検証する 鈴木正文 聞き手:小嵐九八郎
生態学的民主主義に近い世界システムへの転換――ソ連崩壊後の米国の振る舞い、今日の科学技術文明社会、そこにみる暴力 綿貫礼子
思考内容にみるハーバーマスへの影響――原著との照合を強いられる不可解な日本語表現が惜しまれる 藤野 寛
百年以上の時間軸で、現代を考える――興味尽きない柄谷哲学の形成史 山口二郎
美人もブスもタフであれ!――必要なのは美だけではないのである 富山由紀子
ファシズムの生成過程を歴史的に比較分析――「情熱の動員」と「累積する過激化」のプロセスを検証 米田綱路
時空を超えて響き合う雄大な<ビジョン>――「共創」精神の深化が導く新たな経済学の実像 塚本恭章
ヴェルサイユ条約――マックス・ウェーバーとドイツの講和 編集部








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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