書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



日本統治期における台湾人医師の集団的アイデンティティと社会的位置づけ――被植民者が近代を再定義しようとした創造性を理解することが重要 加藤茂生
読書の秋にお薦め! 全集・シリーズ特集 【金沢文圃閣・河出書房新社・恵雅堂出版・国書刊行会・清水書院・誠信書房が選ぶ】
時代を超えて生き続ける宗教の核心となるものを探求する――近代以降のドイツ神学史において「歴史主義」を再吟味させてくれる書 津田謙治
11年余、堂々たる成果――日本語でヴァールブルクの思想や方法を深く知り、それらを現代に活かす読解のための基礎的条件は整った 田中純
昭和前史に関心を持つ人にとり、まさに「幻の証言」――軍中枢部のさまざまな瞠目すべきフェータルな局面を詳らかに 川成洋
瀬川康男の作品と生活が浮かび上がってくる――妻・朱々子さんの暖かい伴走によって 井出彰
元教師の思いが滲む苦渋の書――六十年前、虚偽の報道で高校生が自裁した事件の真相とその高校が反動攻勢に抗し、民主主義教育を樹立するまでを克明に綴る 志村有弘
いまこそ柴田南雄の言葉が必要とされている時代である 対談 小沼純一×伊東信宏
西田哲学を活かしつつ到達した美しい自然哲学的なヴィジョン――「自由」や「愛」をめぐる思考が、本書に独自の輝きを与えている 朝倉友海
ビキニ事件の現代史  
歴史学者が取り組んだ、人間と気候の織りなす驚くべきドラマ――読み進むにつれ、終始知的興奮に翻弄される 金子史朗
フクシマ後だから学びたい韓国・原爆2世の呼びかけ――病躯に鞭打ち「生存権の確保」「先支援、後究明」を訴えた34年の生涯と思想 黄英治
ハーバーマス理論の潜在可能性を析出――現代社会理論の構築というプロジェクトに取り組む 永井彰
香港の経験、歴史をいまの運動にどう活かせるか――香港オキュパイの渦中にて、かつてといまの「絶望」を考える 羅永生(聞き手・丸川哲史)
著者と吉本の五十年にわたって往還した精神史の集大成――「詩と哲学と生活の三位一体」という「根源的生成の圏」を求めて 久保隆
「新しい」ロックの特徴とは何か――本書の刊行によってロック研究はようやく「60年代的言説」の呪縛から逃れ、現状にふさわしい学術的な表現を獲得した 大和田俊之
ランペドゥーザ研究の基礎文献――「スタンダール論」はランペドゥーザの背後にあった文学的素養の手掛かりを与えてくれるのではないか 橋本勝雄
「近代日本のあり方そのものの再考」を社会主義という視角から試みる――3・11後の脱原発の思想・運動が求める、社会主義の理念そのものの刷新 木村朗
「書物論」ではなく「本の自叙伝」――書物の有する、生命、時間、意志 中村隆之
フランスの地方教育史の具体相に踏み込んで分析を加える――教育法令・教育法規にきちんとあたった研究 古沢常雄








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約