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検索やビジュアルな側面も強化された、他に類をみない総合的な情報源――明治維新から第二次世界大戦以前の身装関連の記事や図書などを収集、体系化した研究成果 上田修一
バタイユ独特のエコノミーの論理を剔抉――小気味よいほどの筆致で思想の核心部に切り込む 古永真一
ポール・ド・マンの批評を適確に形容する「ワイルド・カード」――ラディカルに厳格で執拗なド・マンの批評を同様の厳格さと執拗さで精読する 遠藤不比人
非統合的ベケット像への終わりなき接近――〈同一性〉(アイデンティティ)の罠を解くために 宗近真一郎
人類学が生に還るその歩み――さまざまな議論を拾い上げ、時間をかけて紡がれているインゴルドの議論は一筋ではなく、複数の線が幾重にも重なった線描のように進む 近藤宏
激しさにも英知や救済にも身を委ねないようなあり方を倫理として提示する試み―― 「激しさ」とはもはや近代に限定される事柄ではなく、むしろ人間の存在そのものに深く根差した問題 伊藤潤一郎
禁じられた移動への招待状――三点観測というラディカルな方法 大野光明
民間放送局にも存在した教育テレビ――商業教育局のコンテンツに正面から切り込んだ本書は、日本のテレビ研究における貴重な視座を提供している 山崎晶
「本質的に矛盾した存在」を生かすために――美術専門家のみならず、美術ファンに広く受け入れられる好著 志賀信夫
学術研究の枠を超えた哲学の可能性がぎっしり――時間論について実り豊かな自由な思索を広げている ネオ高等遊民
豊麗なるイタリア美術の山脈を見渡すシリーズ――「他者の眼差し」を意識した芸術家たちの制作の諸相 京谷啓徳
世紀転換期ウィーンを物語る工房史――実地調査と豊富な文献史料をもとに工房設立の経緯から解散までの歴史を丹念にたどる 髙井絹子
多彩な対抗的表現を対象とする共同研究の成果――「戦後日本」に代わる「東アジア冷戦下の日本」という枠組みで問う 水溜真由美
「技能実習生」という多層的な課題に切り込む――ホスト社会として何が必要か、そこに日本語教育はどのように関与できるか 池上摩希子
マンガは生きていくうえで必要不可欠な「武器」――マンガに対する恩返しとして書いている 宇垣美里氏インタビュー(聞き手・トミヤマユキコ氏)
反権力への道筋はまだまだ続く――革命を志向して世界を変えるなら、反権力の姿勢を取り続ける以外にない 皆川勤
いったい何が起こっていたのか――教育社会学者の研究グループが「大津市いじめ自殺事件」に迫る 石飛和彦
ドストエフスキー――表象とカタストロフィ 木寺律子
自己の「非‐存在」をめぐる物語――ソルニットが社会性の強い書き手にどのようにしてなりえたのか、ということについても多くを教えてくれる ハーン小路恭子
日本教育学の源流を描きだす思想史的大著――「京都学派の哲学」は教育学研究に何をもたらすか 山田真由美








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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