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『歎異抄』によっていかに親鸞に近づくか――滝沢克己らの『歎異抄』受容を通して『歎異抄』の近代を語る 市川浩史
川崎九淵を縦横に描いた、独特の評伝――能楽という伝統芸能が新しい眼でとらえ直されているいま、この本を読んで考えさせられることは、少なくない 羽田昶
「機械的・人工的・功利的な技術」から「倫理的に限定された技術」へ――未来への一つの可能性を示唆する技術論 竹岡健一
国家と領土の複雑な関係――排他的領土主義では何も解決しない 山田宏明
まごうかたなき《奇想》と《不可能》の物語――“結末の驚き”を重視する作風の作品として見た場合、本作が高い水準を達成していることは、まぎれもない事実 飯城勇三
図説孔子――生涯と思想  
インタビューにはない、信頼関係から生まれる言葉が聞ける――多くの話題で不思議なことに意見が合いすぎるオースターとクッツェー 秋元孝文
認知症とは幻覚を受け入れること――認知症患者の視点で語られる殺人事件 大野秀樹
伝統と近代の交錯模様を描いた〈近代真宗〉の新たな物語――いまだ語られざる、近角常観と求道者たちの軌跡 名和達宣
バトラーの「パフォーマティヴィティ」概念の意義はどこにあるのか――「社会空間」の編成という観点からひとつの解釈を提示しようと試みる意欲的著作 小宮友根
「あの時代」の大きなうねりが現在を照らし出す――現代思潮社は、情況へ絶えず「閃光」を放ち続けていた 皆川勤
人間学についての人間学 岸政彦
日本と朝鮮半島における漢字の受容と使い方の歴史的変遷――仏教と儒教というそれぞれの「思想」も大きく関わっている 中村均
「地理学的転回」の視点から科学史・思想史を見直す――科学的知の歴史を地理的差異から再考する「科学の地理学」の試み 遠城明雄
「加担」ということの問いかけ文芸批評は滅んだと言われている昨今、――これに抗うようにしてすすめられた類希な試み 神山睦美
異色の昭和の文人吉田健一の生涯と作品を克明に辿る――「文学とは愉しむためにあるもの」、その姿勢を頑固に押し通し大成した吉田健一 富士川義之
北方の極寒地域の環境や人々の生活を知る 上村寿幸
歴史観がドラスティックに変わる――目には見えないイギリス文化の地下水脈を探り当てた事典 川成洋×木村正俊
性の変容と立ちすくみ――メディアのなかの性 貞包英之
言葉への感受性を取り戻せ 小野正嗣








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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