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日本民俗学の存在意義を社会に発信する必要性――想定されている本シリーズの読者は、主に次世代の研究者になる 菱川晶子
戦時仏教と日本主義という“腫れ物”に挑んだ画期的論集――“抵抗”と“従属”の二分法を超えて 福島栄寿
過去を振り返ろうとするドイツの姿――歴史に上ることのない市民の誰もがそれぞれに重い十字架を背負っていること、それを背負わせたのは何なのか、市民はこれにどう向き合うべきなのか、読者に鋭く問いかけてくる 関淳子
「前衛以後」の新たな可能性を見つけようとする提案――「現代アート」を「脱構築」しその限界を越えるための示唆に満ちた名著の好訳 塚原史
写真の本性をまっすぐに貫く――モノクロームの輝きとともに、「かつて」の時空がありありとよみがえる 野崎歓
現実の外界の正体を描き出す文学――ほぼ全作品にわたって解読していく著者の視線は、精緻にしかも深遠に射し入れていく 久保隆
フィクション=大いなる嘘の一投――女は時に「虚」を胚胎する 八木寧子
全身全霊、という悼み方――一気呵成に書かれた文章の熱は、そのまま岸上が生きた時代の熱や岸上大作その人の熱と重なり合う 濱松哲朗
「読みの運動」と「協働表象」という新しい視点からの『大本七十年史』分析――戦後「民衆宗教」史を記述する一つのスタイルを確立した本 佐々充昭
夢と現実を結ぶ「通底器」としてのオブジェ――私的な記憶をまじえて語られる、冒険に満ちたオブジェの旅 寺田操
社会学の近代史を描き切る――一八四八年の欧州革命を起点とし、一九四一年の大西洋憲章を転換点として、諸学説を考察した大著 左古輝人
十全な生を追求し続けた女性画家の評伝――読後、一人の人生を通して、その時代と社会を生きることを追体験した充足感に満たされた 大田美和
差別撤廃運動の勝利の記録――変えていくのは人々、敗北に次ぐ敗北にも諦めない人々にほかならない 中村隆之
一般にあまり馴染みのない仕事の特徴がよくまとめられた一冊――これからリサーチャーになろうと目指す読者の気持ちを後押ししてくれる 後藤希望
「資本主義経済の全体像の認識」を目標に据えた、研究書にして指南書――『資本論』の完成の相から、実に細部にわたって解読しつつ体系へと整えていく 中村健三
現代の行動科学を踏まえた哲学的知性改善論――批判的思考と科学的思考の力を養うことを目的としたテキスト兼問題集 鈴木真
悲惨な事件を防ぐためには、エビデンス・ベイスト・アプローチこそが倫理的な臨床――統計的アプローチが嫌われ、採用されにくい理由に触れつつ、その有用性を様々な角度の具体例で示す 山野則子
バロック美術というひとつの大きな物語――コロナ禍の世界において美術史に関する書物が出版される意義 足達薫
広大な領域の研究を気さくに語る――どこにも書かれていない、著者の秘密が記されている 宮田徹也
感性を理論化する――美学という学問領域の懐は深い 鼎談 吉岡洋×岡田温司×津上英輔








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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