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近代日本における国民国家を倒壊する不敵な場――無政府主義や社会主義が「伝染病」の表象として「駆除」された現実 中山弘明
「積読」とは本による情報のビオトープだ――じぶんはいまなにをテーマにして積読をしているのか 木村洋平
アイルランドの各地域を旅して、そこに伝えられる民間伝承を俯瞰――アイルランドの妖精譚は日本の神話や伝説・昔話と通底しているように感じられる 石井正己
通説を覆すノンフィクション――ヴィクトリア朝の出版文化、知識階級、芸術家たちに関心のある読者にとっては、誠にスリリングな読書体験を与えてくれる 夏目康子
漆黒の縄目文様により焼成される明日の神話――創造(想像)的思考から日本人の身体を更新する刺激的著書 平井倫行
戦争と革命の二重の敗北による文学の深層――忘却の暗渠に切り込む二十世紀日本の「廃墟」と「原罪」とは何か 太田代志朗
〈思想としての写真〉の探索――写真の出現は、人間の身体が視る視覚とは根本的に異質なもの、人類にとって何か途轍もない、得体の知れぬものをもたらした 日高優
人と人との関係には、様々な通路がある――ポエジーに満ちた物語集 村木哲
世界と時代に対する克明な思想の闘争――精密な研究と大胆な批評を共に書けた人物、近藤幸夫 宮田徹也
多様な切り口から、多元的な教育社会のあり方を展望する新たな視点や気づき、アイディアを提供する――13カ国のオルタナティブ教育に関する現状・実態・政策、そして多様な実践を、多角的かつ総体的に網羅した大作 宋美蘭
メディアや出版の罪は重い――ミステリーに近い感覚で引き込まれ、時代を翻弄してきた小池百合子の姿が浮き上がってくる 増田幸弘
アメリカの刑務所ビジネスの暗部を暴く一冊――身体も精神も蝕まれてゆく受刑者たちの姿を克明に記す 水野美和
文学のもうひとつの側面と可能性を提示する試み――一人の作家研究に留まらない広がりと刺激に満ちた書物 ホルカ・イリナ
「モデルネの美的陶冶理論」として星座を描く――近代ドイツにおける「あいだの世界」の美術教育を検証 本村健太
自分の直観をどこまで信じられるか――ブロンソン・オルコット超越主義思想の射程 宮本健市郎
日本社会の特質を「周縁性」という観点から明らかに――身近な他者である韓国社会をとおして振り返る 川上登
騎士と宗教――西洋理想道徳の萌芽と形成 長谷川千春
言語とは何かという問いかけへの誠実な回答――英語を「冒険」するための知的ガイドブック 越前敏弥
文明社会の生態系を知り尽くした老いた「マタギ」の手になる「SF小説」――語りのなかに夥しい数の歴史上の人名や出来事への言及を織り込む 前田良三
芸術は永遠か――芸術家と死、ヴァニタス(虚栄/儚さ)と永遠性の関係を包括的に論じる 池上英洋








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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