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より豊かな作品論を導く可能性を秘めた成果――作中の子どもの描かれ方を分析することで新たな作品理解を提示 山口一樹
日本の出版文化を支えた巖浩の軌跡――その感性と知性の深さと広がりに驚かされる 保阪正康
供木運動と木造船の実態に初めて本格的に迫った重厚な書――丹念な調査を重ね、全体像を描き出す 佐々木啓
大事なのはシェイクスピア――日本語の変遷の定点観測としてのシェイクスピア劇翻訳 対談 松岡和子×小田島恒志
二・二六事件の複合的、重層的なあり方――研究者にとっても一般読者にとっても必読の一書 井上隆史
オリンピック開催を前に、改めてナショナル・アイデンティティを考えるためのヒント――フランスという国のナショナル・アイデンティティを巡る、ナンシー流の解答 馬場智一
エピステモロジー、現象学、探偵小説と多様な領域を横断しつつ展開される論文集――この研究を皮切りとして二〇世紀フランス哲学の全体像は刷新されるに違いない 上野隆弘
子どもたちの“個性”を尊重する温かい眼差し――中学生の少女たちが抱く感情の欠片が丁寧に集められ、細やかに活字化された青春小説 東間小織
特異な作家の内実において、看過できない問題――従来の「魔術師」像がゆるやかに刷新されてゆくことを望みたい 樺山三英
明治以来連綿と継承されてきた内閣強化の試み――膨大な先行研究を丁寧に読み込み、野心的に近代全体を大掴みに捉える 森靖夫
どこに行っても譲らないもの――あらゆる境界のはざまで生きる人間に、ひとりでも立つ勇気をくれる一冊 岡英里奈
矢内原忠雄の遺産を問う新たな一冊――信仰と政治、二つの視点から矢内原忠雄の精神的足跡を緻密に考察 湯浅拓也
誰も知らないゴッホとゴーギャンの姿が浮かび上がってくる――ミステリー仕立てのアート小説 眞鍋惠子
くたばれ、オリンピック! たたかうべきだ、逃げるために――政治なき敵対性を創出しよう 栗原康
本文の復元や解釈の修正を提案するのみならず、丹念な考察を通して物語の読み方の再考を促す――「ハイパー〈かぐや姫の物語〉」としてジェンダーの問題を立ち上がらせてくる 萩野敦子
「論争中の病」を研究対象に――診断がもつ病者への大きな影響力に分析の焦点を合わせる 本郷正武
「萌え」と人類学者はどう結びつくのか――フィールドと書物、いずれの場に踏みこむ行為もひとしく「旅」だ 皆川勤
仮構力の在り処に衝迫する批評の運動性――著者の批評性の中枢にある動態的な均衡感覚において、伽藍のようにシンメトリカルな構築性として析出 宗近真一郎
「国民統合の装置」としての日赤――「戦場の人道化」への努力と挫折の軌跡をえがく 川原由佳里
これまでの英国の福祉研究に問題を投げかける――リスペクタビリティの政治という概念を提起した意欲作 岡村東洋光








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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