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たしかにこの世に生きていたというリアリティ――伝え聞き、参照したものを取捨選択し、そこに肉付けを与える 伊藤氏貴
談論の書の、秘めた節度と沈黙――他者であることの苦しさ 阿部公彦
近代建築に隠見される構造線を掘り起こした労作――鉄筋コンクリート構造の成立過程の一端を丹念に追う 松畑強
武漢での閉じ込められた境遇において発せられた真実の言論――九百万人の住む武漢はその時、どういう状態だったのだろうか 成田昭男
声はいつか必ず誰かに届く――次の世代を照らす希望の光で満ち溢れている 柚木麻子
多方面に及ぶ題材を、体験をまじえつつ、知的に語る――一つ一つの文化シーンの切り取り方と配列が絶妙の構成 篠原資明
植物は「夢」を見るのか?――どうして、日常の節々に書き手の「私」は「幽霊」的なものを見てしまうのだろうか 鳥居万由実
緻密な分析をもってヨーンゾンの詩学をめぐる問題を新たに捉えなおす――待望の日本語によるヨーンゾンの専門書 西尾悠子
いまこそ人類の英知を――一ページ、一ページに貴重な情報が詰まっているうえに、理知的な考え方とは何かを体験出来る良書 尾之上浩司
己の〈魂〉を売らず、〈肉体〉を売らず、〈労働〉のみを売る――労働者を取り巻く問題を顕在化させ、労働者を〈盲動〉から救うこと 鴨川都美
魅惑の憲法理論――圧倒的スケールで語る憲法価値の転換 大林啓吾
だれも排除しない理想の「わたしたち」――沈黙を余儀なくされてきた女性たちが慎重に、しかし凛として語りはじめる 山田雄三
現実と象徴の狭間で紡ぎ出される寓意に満ちた文体と圧倒的な構想力――「ポストコロナ」の文学的課題の一端を垣間見ることができる 宇野木洋
血の通った作家像が揺曳――学知と表現を往還する綿密な実証によって、根拠に基づいた作品解釈が立ち上がる 小澤純
私的アーカイブで探る戦争――世代間の分断を埋めるツールとしての映像の活用方法を模索する 鳥羽耕史
民主主義の未来、上から見るか? 横から見るか?――「世代間の意識の違い」を理解した上で「一緒に」民主主義をアップデートしようとする姿勢の重要性 秦正樹
フランス革命の影の主役――死刑執行人・サンソンの苦悩の生涯 対談 西川秀和×安達正勝
連帯の持つ強さと尊さが脈々と流れている――女性たちが声を上げるとき、その視線の先には傷ついた同朋がいる 岡嵜郁奈
フランス革命の影の主役――死刑執行人・サンソンの苦悩の生涯 対談 西川秀和×安達正勝
高見順を通して見た昭和史――一人の人間として高見順が時代情況とどう関わってきたのかが鮮明に浮かび上がる 久保隆








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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