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意思の共同性をかたちづくる、「寄り添い、寄り添われる医療」――医者と患者の間の「情緒的なもの」を排する必要はどこにもない 宗近藤生
「大逆事件」の最後の生き残り、坂本清馬の「夢」の軌跡――国家に拉致され、四半世紀に及ぶ獄中生活をくぐった闘士の初の評伝 川上登
ベールに包まれてきた太平洋戦争期の心理戦の一端を明らかに――戦時中に日本へ投下された宣伝ビラの実態を解明する 井川充雄
映画は3・11に何を見ようとしているのか?――TV報道から震災のニュースが消えたからといって、何も解決はしていない 大和晶
昭和史の最深部に、熱い文体で踏み込んでいく――時代と作品に即し、「サンカ小説」誕生の理由を活写する 鈴木義昭
時空の命運を賭けた壮大な闘い――ハードSFとスペースオペラが巧みに“融合”した傑作 山田宏明
これからの日本語が進む方向について考える――言葉の安易な簡略化は言葉の豊饒さを見失わせる 山井悟
“魔法の店”を舞台にした大人の都市幻想譚――五感という言葉ならぬ世界を言葉に変換する試み 笹川吉晴
ジャーナリストには使命がある――官僚とメディアの「選民思想」「愚民意識」を変えなければ:日隅一雄氏に聞く、福島原発震災と記者会見ドキュメント 日隅一雄
惜しげもなく公開されるアメリカ文化のコレクション――ハードボイルド文学ならではの美学と旅情が感じられる 郷原宏
「アラブの春」自体が内包する危うさ――「アラブ民族主義の再生」とは一線を画す 田原牧
知識の時代から情報の時代へ――一八世紀ヨーロッパの情報革命 門林岳史
ゲバラとドン・キホーテの「存在」に架橋する試み――翻訳も訳注も、やさしい文体で読む者に問いかける 太田昌国
第一次世界大戦前にたしかに存在していた友情の花咲く社会――イギリスの精神風土にも率直な気持ちで向き合うことができる 甲野糸子
3・11以後の世相に斬り込んだ書下ろし論稿を含む著作集――六十年代末に生起した対抗的な運動の担い手たちへの独特の視線 久保隆
書物の地平を離れた文学を厳密な実証精神で俯瞰する――多様なメディアで行われた表現活動から、しっかりと筋の通った作家論を展開 林浩平
「謡い」の思考――生のなかに死を、死のなかに生を見いだす眼が、古井由吉の筆、すなわち思考に避けがたくやどっている 諏訪哲史
農業や農村の発展を支えた農民の姿を克明に追う――日本社会の近代化に、彼らがいかに寄与したかを明らかに 小林一穂
A・センの経済学批判の立場とともに、「センの経済学」の基調音に共振する――多面的かつ相関的に開示されるセンの正義論の立場 吉原直樹
大震災の被災者として、取材者としての苦闘の記録――地元紙の使命、記者の動き、災害報道のあり方などを検証する 桜井裕三








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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