書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



    
防衛体制そのものの無化を――九条理念は、明らかに国家の死滅を内包している 皆川勤
座談形式という構成をとり、通例の文学案内や作品解説、作品論とは一線を画すシリーズ――議論は白熱し、視線の多様性が作品の内奥を際立たせ、深化させている 植田隆
舞踏者が常に「いま、ここ」に生きている証――気ままな雰囲気の中で舞踏者達の体験が自由奔放に語られる 宮田徹也
詩人の心の世界が広がる 萩原昌好氏に聞く、シリーズ「日本語を味わう名詩入門」(全20巻)が完結
「自然種の一般理論」を中核に据えて実在論を擁護する――強固な信念に支えられた自説を積極的かつ大胆に展開 古田智久
閑却されてきた演劇集団の画期的な興行を追った渾身の論考――原資料に一点一点当り、現地調査と資料分析を繰り返した成果 村木哲
「弁証法」の理解と〈人間の自己疎外〉の解明という今日的課題――哲学的思考の根本にはいまでも弁証法的思考がある 尾関周二
本書から得るものは「いまなお」大きい――再び民主主義を語り始めるための重要な手掛かり 山本圭
強い異常さを感じさせる無差別殺傷事件犯人の手記――社会的背景とつながらない「狂気」の通り魔 山田宏明
「自分史」の枠に収まりきらない「一九二〇年代の精神史」――父の保釈は果たして「転向」と引替えだったのか、否か 井田進也
309日間もクレーンろう城した金鎮淑の覚悟と希望――韓国労働運動の苛烈な歴史と現状、労働者文学の未来を示す 黄英治
五感を通して言語化した島内の解説に圧倒される  
ノーベル賞作家による名作のコミック版全三巻が復刻――キリスト教がローマに浸透するさまがよく理解できる  
ヨコハマを愛した筧槇二の詩魂が結晶した詩集――二六冊もの詩集を残して二〇〇八年の春に七七歳で世を去った筧槇二 ゆりはじめ
ささやかな贅沢が消えずに残っていくことの大切さ  
ジャワ版「元寇の乱」について書かれた一書――十三世紀のジャワでは何が起こっていたのか 金子民雄
ウィーン・フィルのコンサート・マスターでヴァイオリン奏者キュッヒル氏夫人の手記――夫人の人生は芸術と実人生という問題に深くかかわっている 立石弘道
ナチもユダヤ人もユダヤの理想国家すらも相対化する視線を持った物語――ユダヤ人問題もまた幻想の所産でしかない 黒川類
政治犯死刑囚の娘の慟哭と歓びを温かい筆致で描く――当事者による韓国民主化闘争の時代の〈在日〉史 磯貝治良








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約