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「ソシュール」以前のソシュール、「ソシュール」以外のソシュール――ソシュール原資料研究の試み 阿部宏
ジャズ小僧は、ロックバンドとは魂のありようが違うようだ――十代でロック魂を持てないと、後から湧いてくることはなさそう 細川周平
世界でも初の総合的研究書――北の海に展開する社会のすみずみまでを見事に描出 斯波照雄
企業のブランド構築、「文化装置」としての作用とはどういうことか――資生堂の社史ではなく、同時代の文化事象全般について述べられる 井上雅人
抵抗が無効化された世界で――近代の延長に現れた呪縛を目に見える形で意識し、更新するための論理を準備している「タダイマトビラ」(村田沙耶香、『新潮』) 内藤千珠子
廃墟に踏みとどまる亡命者たち――きわめて正統な手続きを踏んで各々の芸術を歴史のなかに位置づける 郷原佳以
辛亥革命百年に戴國煇を!――重層するアイデンティティーに根ざす探求が 横地剛
梅崎春生の文学はいまだ死んではいない――言葉を超えた説得力がある、今までになかった梅崎論 龍緒次郎
1972年はカメラマンにとっても特別な年――時代にとっても若く、熱かった 井出 彰
何も持たない人間の「正義」への闘いの物語――東京セレソンデラックス公演『傷-kizu』 福田磨理子
昭和二十年代、貧しくても濃密なコミュニティがあった――小豆島の暮らしの場が分教場であったある親子をめぐる物語 植田隆
戦後日本の社会学の歴史をも物語る自伝――著者自身の「思想としての社会学」を描いた力作 片桐雅隆
マルクスの知的革命を発展させる実践哲学の思想――アナキズム・サンディカリズムとマルクシズムの対話と協働は成立しうるか 大窪一志
原発安全神話を覆すジャーナリズム復活への宣言――言論抑圧と御用学者が生み出した福島原発事故を根源的に見据える 清水竹人
グローバル時代のビルマからの声――当事者の「肉声」にいかに耳を傾けるか 久保忠行
世界に向けて普遍的なメッセージを帯びる映画――先住民の都市化は海外とも共通の問題 森谷 博 (聞き手・鈴木義昭)
具体的な問題を取りあげ、実証的に多角的に中国のマスコミを考察――「ゴミ」にならない中国の報道を見つけるための重要な手がかりとなる一書 劉燕子
途上国の人権を侵害するグローバルフードシステム――動植物の健康、生産現場での労働の保護なしに「食の安全」はない 宗近藤生
ニーチェの修辞学、および修辞学そのものの長大な伝統に接近するひとつの道が拓かれた――孤立無援の状況のなか、ニーチェが行った古代の修辞学に関する文献学の講義を紹介 村井則夫
秋元松代の戯曲の時空間へと旅し探訪しようとする試み――秋元戯曲の構想した「異界」が求められているであろう現在 川村邦光








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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