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「女性活躍」の源流から炙り出されるその隘路――日本型雇用とケアのジェンダー化の狭間で活躍する女性たち 松葉口玲子
あらゆる抑圧とたたかうためのフェミニズム――特権層のためのフェミニズムを克服するために闘ったフェミニストたちの歴史と現在 兼子歩
今なお続く入植者(パケハ)による「文化的ジェノサイド」の歴史を描く――先住民族マオリの権利回復運動を知り、勝者によって形作られてきた近代史の誤謬とその修正をリアルに体感できる書 内藤暁子
エコロジカルな危機と崩壊において出会う惑星の他性――人間の意思や欲求、願望などにはお構いなく、地球は地球で勝手に動く 篠原雅武
翻訳小説は異文化を知る恰好のガイド――モノトーンで描かれた庶民の町のしたたかさが見えた 檀原実奈
詩想の空間に「私」の歴史が描かれる――イタリア文学の鬼才による野心作 池田知徳
問いの内側に立とうとする場所――世界への入口が開けている島、サハリンで 本紙編集・米田綱路
国際法の法典化という難題に取り組む戦前日本の再評価――国際連盟と日本の関係を新たな側面から見直す 西平等
自由意志のないところに、正当な罰はない――はたして「科学的な事実」と自由意志の存在は両立しうるのか。息の長い対話と、対立点の先鋭化を辿る 山口尚
クライエントとの協働を重視し、臨場感に満ちたナラティヴ・セラピーの理論的哲学的背景と実践――一人でも多くの対人援助職にある人に読んでいただきたい書 坂本真佐哉
黒川創著『世界を文学でどう描けるか』(図書出版みぎわ)を読む(上) 本紙編集・米田綱路
ジェノサイドの命法のなかに「ヨーロッパ思想の核」を見る――植民地主義とレイシズムを人類史の規模で考えるための手引きとして本書を心して読まれたい 中村隆之
価値とプレイ――グレーバー『価値論』から『万物の黎明』へ 対談 酒井隆史×藤倉達郎
〈警告の書〉であり〈魔導書〉悪魔史のターニングポイントに、悪魔がどのように恐れられ警戒されていたのか、生々しく追体験できる 浜野志保
経済学者の人口思想を知るハンドブック――思想史的観点からの現代経済学批判 森岡邦泰
大儒「伊藤仁斎」の実像を探る新たな評伝――近世東アジアにおける儒学の動向から見た仁斎の学問 栗原剛
誰もがモンスターたりうる世界を前にして――あるトランスの経験から語られる、精神分析が経るべき認識論の転換 猪口智広
ひとつの研究書としての価値を備えた新訳――随所に込められた訳出の工夫と、カントへの深い愛も伝わる、「購入希望図書」 松本大理
希望と不安に充ちた自由の物語――承認論は21世紀をどのように照らし出すのか 入谷秀一
「強烈な光」の、「その先に伸びた影」――著者の独壇場とも言える政治の実体分析と、気鋭の政治学者である著者から見た映画の意義をユニークかつ的確に示唆 小森雄太








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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