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言葉の意味と使われ方を根源的に問い直す――国家と国民一人ひとりをとりまく社会的規模の議論環境、知的環境の基盤形成をめぐる書 伊藤真実子
現代においてもなお清算されずに彷徨う亡霊――琉球とアイヌを取り巻く遺骨返還問題の取組みの現状と、その歴史的背景 加藤博文
思索と訳業、その双方の集大成――「カントかライプニッツか」の視座から読む 松田毅
諸君、酔っぱらいたまえ!――興味深い古今東西の「飲酒習慣の社会的歴史」 杉村昌昭
日本美術史への問い――「日本美術と西洋美術を比較して考える」とこんなに楽しい 吉川節子
死の介助をめぐる主要な論点を検討――安楽死、尊厳死、自殺幇助などに関する倫理的諸問題を広く論じる 鶴田尚美
小鳥のさえずりを愛するように――キュビスムがもつ多様性を包括的に把握する 松田健児
プロレスを「通して」世の中の物事を見る――プロレスとその観客が織りなす文化現象に関する思考のワンダーランド 亀井好恵
迂遠なる文学研究への招待状――文学研究がどのように「社会」に役に立つか 武内佳代
現代の産業化社会の死に接近する――従来の文化人類学的な葬儀研究では扱いの困難であった、個人の死およびそれを目前にした人びとの営みに焦点を当てる 飯田淳子
エマソンの言葉を吸収・消化――精緻で具体的な論及をモザイクのように集積した一冊 林浩平
人種、時代、地域の隔絶を超える――われこそは読書家、と自認する者ほど挑まねばならない一冊 河﨑秋子
甘いサトウキビ、苦い郷愁――根底にあるのは、おばあちゃんへの愛と感謝なのだ 永田千奈
アメリカにおける格差に注目する研究者達の研究成果――ピケティの枠内にとどまらない多様な議論 小川雅弘
ダヴィッドの抵抗の精神を継ぐ異議申し立ての書――その詩は驚くほどストレートで力強い 野村喜和夫
未知の世界を読み解く楽しみに充ち満ちている――浮かび上がる、ある中世的な帝国の歴史 大野万紀
「技としての記憶」の思いがけない沃野――古代から中世を経てルネサンスにいたるこの技の多彩な例と諸相を紹介 安川晴基
グリーンバーグのモダニズム美術論の批判的克服、ある種の「親殺し」の書――ようやく実現した待望の邦訳の出版を素直に喜びたい 暮沢剛巳
加藤周一の第二世紀に向けて――連続する記念年に刊行の三著を機に 片岡大右
過去の時間は、現在という時間に重層化――引揚者、帰国者ではなく朝鮮植民者と立ち位置を表明する村松武司 久保隆








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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