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それぞれの太郎が、それぞれにあった――間違いなく貴重な資料にもなりえている 松下育男
コロナ禍でこそ見えてきた、「卒論」の意義――卒業論文を指導する側にとって、必読のマニュアルなのかもしれない 田村景子
現在進行形の「復興五輪」――被災地における「レガシー」をたずねて 山﨑真帆
深い思念の場所から提示された「絶対非戦論」――ドストエフスキーやトルストイ、夏目漱石という文学者の戦争観を徹底的に解析 久保隆
ドイツはいかにフランスの印象主義などを中心としたモダニズムの動向を受け入れたのか――チューディに着目することで、従来語られてこなかったドイツ近代美術の革新的動向を把握 安松みゆき
英仏の精神分析を架橋するオリジナルな思考の展開――欲動論と心的空間論を結びつける「ネガティヴ」概念が拓く地平 河野一紀
鶴見俊輔から引き継ぐべき「鶴見の哲学」を新たに示す――「鶴見のわかりにくさ」と「鶴見の読み方」とを見事に言語化 寺田征也
現代美術と画廊の在り方とは、作家と共に、常に定型を持たず、挑戦を行うべきだ――著者の闘いは、これからも続く 宮田徹也
陪審研究の発展の礎となった記念碑的作品――陪審制度を実証的ないし経験的な視点から検証した最初の本格的な法社会学的な研究 籾岡宏成
生命の秘密をめぐる冒険――「遺伝子の革命」を担った女性科学者がコロナとの戦いのあとに目指すものは? 眞鍋惠子
スワヒリ語文学の変革者にして伝統の継承者――自らが身を置く環境と深くかかわり合いながら、 創造性を発揮しようと試行錯誤してきた作家ケジラハビ 粟飯原文子
美しい人生に迷い込んで――野村喜和夫の自立する言葉には、知も肉もある 暁方ミセイ
東日本大震災後「サバルタン」となった人びとの傷や痛みに、当事者の立場から向き合った書――著者の当事者性への追究は、研究者による介入の形として手本となる 新嶋良恵
第一次大戦期のプロパガンダ活動――戦争をどのように終わらせたのかを、連合国側の視点から描いた壮大な物語 土田泰子
大手映画会社・大映の企業体質が究明される――1950年代中盤からの映画黄金期へと至る日本映画史の流れを詳しく考察 北浦寛之
日本のアニメやマンガなどに頻出する宗教、宗教性について論じた画期的な書――若者たちが宗教的なものをポップカルチャーを介して享受しているという構図がいかに生まれ、機能しているかを問う 須川亜紀子
誰が、何のために、どう残すのか――主体的選択とフェーズフリーな意識によって得られるレジリエンス 佐々木淑美
メディア社会文化論の可能性を拓く――米国のテレビ文化研究としての本書を比較参照することにより、日本のテレビ文化史、メディア史の特色を浮かび上がらせることができる 中垣恒太郎
大きな時代の変化の中で揺れるチベット人たちの感情を描く――チベット現代文学を代表する人気作家の短編集 大川謙作
ファッション学のススメ――来たるべき未来のために 小形道正








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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