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「豊かな左派」に着目し、フランス政治をリアルに報告――エリート主義の統治の一方で、「フランスの政治は街頭で決まる」 室沢毅
蜂起参加者が語る苦難の人生、「済州島四・三事件」が新たに蘇る――四・三事件の詳細や真相の究明は、当時の国際情勢全般の検証に繋がる 朴重鎬
在日朝鮮人三世は歴史に何を構築するか――――シリーズ第七回 証言/日本の「韓国併合」100年を掘り起こす 金優綺・呉永鎬・李志善
マルクスを受け継ぐ現代左派の重要書――自由な言語的コミュニケーションが産出するものとは 橋本努
「読む」と「見る」を真に総合させる――中世後期の挿絵入り本を読む「作法」を丁寧に説く 伊藤博明
ささやかな日常的側面から人間をリアリスティックに描く――諷刺とユーモアの混ざり合った独特のバランス感覚と味わい 廣野由美子
文献紹介・在日朝鮮人文学は、100年の歴史を日本に問いかける――骨太で、情感豊かな、思索性の高い作品群 佐川亜紀
主観長屋の店子たち――夢や幻想が実生活と拮抗し、やがてはそれを組み伏していく野蛮なまでの力 齋藤礎英
日本の現代詩の迷宮への頼りになる「アリアドネの糸」――明快にスリリングに析出される日本の現代詩作家たちの語り 西原克政
「文章道の要諦」が示される――創作家を志す多くの人々に手にとって貰いたい一冊 井上理恵
世俗性と専門性を兼ね備える――「逆説の美術評論家」椹木野衣の立場と、現在にありうべき「批評的実践」とは 福住廉
言葉と物語の二つの主役――「読むこと」の今が活気づき価値観が揺らぎ出す 北爪満喜
「引き絞られた弓の張り」によって射当てられるもの――無神論なき無宗教はかえって神の表象のインフレを招く 中金聡
宗教学や宗教社会学の客観的方法による、新しい宗教的集団の理解――事件性のみを批判し、排他的な主張、対抗カルト運動と同じにならぬために 樫尾直樹
組織認識論の根源的諸問題に対してまったく新たな概念を大胆に導入――訳者によって、新たな組織認識論の端緒が開かれている 森田克徳
客観的な記述とともにガイドとしての使い勝手に優れている――「趣味がなんらかの権威に従属することなど二度とない」時代の叢書 田辺秋守
旅人としてのロレンスが立ち現れる――自分の立ち位置を明確に意識した論文集 立石弘道
現代の民話――七十年の信仰生活の中から浮かび上がった物語 高橋義夫
本の手触り――星形の言葉を捜す温かい手が読者を導く 谷昌親
これは証言か? 告発か?――記憶をかいくぐりながらこの現実にふれようとする言葉との格闘 海老坂 武








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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