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連帯の人・磯貝治良の交流録――磯貝の人生の周囲にいた人びと、磯貝を支え、磯貝に励まされた人びとのスケッチ 林浩治
不可能だったかもしれない現代哲学の命脈――戦禍を生きた哲学に関わる人々の貴重な生存記録であると同時に、その時代の緊迫した空気をまとったミステリーサスペンスに近い読み物としてのおもしろさも兼ね備えた書 稲垣諭
女性が旅をするのに必要なものは――江戸時代の女同士の旅の姿を、膨大な参考文献を基に綿密に考証 泉ゆたか
死刑に何の意味が……死刑の「現場」を歩き、世界の実情を通して、日本人にとって死刑とは何かを問いかける 佐藤大介
無垢なる者の声と、新しい風――遠い昔に時が止まったかのようにも見えるこの物語の世界も、同じままではいられない 三角明子
詩人=翻訳者としての堀口大學の実像に迫る――ポール・モランの翻訳を通して、堀口の特質を見事に描き出した一冊 西川正也
三人のアヴィシーを愛した男――理想の女性像を追い求めて
愛と芸術に生涯を捧げた男の心情を抒情豊かに綴った、ハーディ最後の長編小説
西崎さとみ
これからの井伏研究には欠かせない書物――従来の自叙伝や年譜などには記されていなかった発見がある 滝口明祥
ラカン理論の「ハードコア」を析出する書――アリストテレス哲学からの恩恵を受けつつ、ラカンがそこからどのように精神分析の特異性を理論的に練り上げようとしたのかを考え抜く 桑原旅人
最前線からのベルクソン哲学入門――本書には哲学の未来が賭けられている 原健一
誰かを「殺してもよい」と思わせるイデオロギーに抗うために――イベント「死者たちの夏二〇二三」(六月九日‐一一日)開催に寄せて 福島亮
人新世のメディア論へ向けて――メディアと自然環境の新たな地図 大久保遼
「ポストフォーディズムのジェンダーは女性である」――クリエイティブ労働に忍び込む「やりがい搾取」の構造 河野真太郎
時代に真正面から対峙した柏木義円の魅力と秘密――その生涯と生活を辿ることによって丹念に読み解く 戒能信生
無用の=合目的的ではない、知識全般の長期的有用性を説いた書中書の宝庫――来るべき読書体験の格好の手引き書としても読める 岡本小ゆり
「小説を読む」ことで、今ある社会に「変更」を求める――クィア批評を方法の中心にすえ、近年つぎつぎに提起されるケア論、動物論など重要な批評理論を用いて複数の現代小説を読む 田村景子
「人形の人間化」、「人間の人形化」がいかに起こりうるか――人形に焦点を当て、六つの文学作品を読み解く 馬場理絵
渾身を込めて書き下ろされた「うたうたい のえ」に出会う――人が生きた時間に長短はない 久保隆
新世代の世界的「ひきこもり」研究の最前線の報告――「ひきこもり」(および「ごみ屋敷」)は、空間的な問題ではなく社会関係の問題であると、一貫して述べる 松田美枝
アーレントの『革命論』によって現代日本を考える書――いかにして暴力なくして「始まり」は可能となり、秩序は成立するのか 河合恭平








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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