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自由民権家の家族から見た「思想」の近現代――「絆」がもたらした運命の帰趨をたどる 小川原正道
アリストテレス主義の系譜を描く――一二・一三世紀の西欧で「自然哲学」がどのように成立したのかを明らかに 石田隆太
「アルコール依存症」は「れっきとした病気」だ――アルコールに取り憑かれ、その泥沼から脱出する過程を濃密に記した特異な記録であり、「依存」や「依存症」という概念を新たな角度から考えさせてくれる啓発的な著作でもある 杉村昌昭
分断化の進む今を生きるということ――現代の闇に捕らわれた一人の女性とムスリム青年の誇りと情熱の物語 桑名真弓
批評集の枠を乗り越えた、「いままでにない」作品――「具体・前衛書・アンフォルメル」を中心に、「戦後美術の通史」とは何かといった、深い考察が秘められている 宮田徹也
子どもに関わるおとな全員に読んでもらいたい一冊――子どもがどんなジェンダーを選んでも差別されない社会を作るという大いなる挑戦 巽真理子
渾身のドキュメント大作――北海道産の滋味豊かな書物 川本隆史
「本人・保護者の選択権」とその変化――特別支援教育の「差異」の状況を財政面や制度面に注目して分析 是永かな子
フリースクールの活動の「運営」、特に「お金」の問題を正面から論じる――教育における権利保障の問題は、決して子どもたちだけの問題ではなく、それを担う大人の権利の保障という問題も踏まえる必要がある 藤根雅之
惑星の住人たちのハルキ・ムラカミ論――なぜムラカミは言葉と文化の違いを乗り越えて 世界中に受け入れられるのか 上原尚子
縄文は「根源の世界」の表現である――この途方もなく豊饒な一書に驚嘆と賛嘆の思いを捧げたい 高橋順一
性暴力被害者の方の話を聴き、悩みながら支援する者同士を結びつけてくれる心の拠り所――多くの人が本書を読めば、日本の社会も変わっていく 河野美江
階級、ジェンダー、民族などの交差性が見事に析出されたプロレタリア文学研究――先行研究が切り開いてきた通路をさらに豊かにひろげていく可能性に満ちた視角 竹内栄美子
ソーシャルメディアなくして語れない現代フェミニズム――現代米国フェミニズムの多様性と創造性を伝える 田中洋美
黙殺された絶望――異形の存在を通じて、果てしなく滞留する悔恨と創痕 川嶋侑希
「私」から出発する「生存の書」――人はトラウマを語ることはできるのか、トラウマを聞き取ることはできるのか。そこに文学はどのように存在し生成されるのか 有元伸子
ペダゴジア・スペチャーレ(特殊教育)とフルインクルーシブ教育の全体像――関連する多くの資料を基に、歴史・理念と現状から捉えられるように構成 中澤幸子
メソポタミアで作られた天地創造神話――原語のアッカド語から翻訳 松村一男
「過剰」とは何か――江田浩司は過剰に反・時代的な読み手であり、書き手であり、言葉を生きる人 大和志保
日本の「地方」と性的マイノリティをテーマとする「おそらく初めての研究書」――東北に暮らす性的マイノリティの人々のリアルな声や、そこで積み重ねられてきた性的マイノリティ団体の経験と知恵が、鮮明かつ多角的に描き出されている 林夏生








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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