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再び季刊となり当分生き長らえる――収益とは無縁のため廃刊に至らなかったという皮肉 中村俊司
イメージの迷宮がもつ多次元性を読む――歴史の中で実体として存続してきた「情念定型」を追求 三中信宏
デリダの批判的遺産相続――デモクラシーの名で、強制と監視と排除の政治が大阪から広がりつつある現在にデリダを読む意味 松葉祥一
批評の背後に長い年月をかけた確かな実証が存在する――逸見猶吉の真の心を凝視し、心血を注いで書き上げた労作 北川惣次
酷薄なまでのリアリズムを覆うロマンの薫り――虚実のあわいを自在に往還する幻想的な歴史ミステリ 千街晶之
「意味に抗して快楽に耐える」ことば――江中直紀遺稿集刊行に寄せて 塚原史
ことばとはどのような性質のものか――読み手がうすうす感じていることを、まるで後押しするように言語化してくれる 井坂洋子
「地球」が生きていると実感することから自然災害を考えるべき――火山噴火の歴史を、二〇万年におよぶ人類史と重ね合わせながら論述 皆川勤
「自由」と「正義」に引き裂かれ――「回答不可能な問い」を生産せよ:対談 廣瀬著『蜂起とともに愛がはじまる』をめぐって 廣瀬純×平井玄
人の意見は聞いても、人の評価に流されないことが肝要――弟子と師匠という関係より、一人の人間として活写される立川談志像が際立つ 山井悟
「家族」のあり方を問う北欧演劇――いさかいあいながらも、家族の中の自身の役割に悩み、家族の愛を切望する登場人物たち 中丸禎子
「記憶の記録」として再現される、四谷シモンと細江英公の原体験――細江の写真術が生彩を放つため必要なものがよくわかる 飯沢耕太郎
人々の表情を撮影し、人々の言葉を記録し、「紛争」や「弾圧」を証明――紛争の「現場」で、「土地の人々」との対話を試み、「何が起こってきたのか」を記す 竹中千春
ヘーゲル論理学は、出発点で躓いているのでは――ナポリ・ヘーゲル派の日本オリジナル版アンソロジー 中村勝己
イメージにおける「非‐知という否定性」を思考――本物の、脱領域的な、真に共感できる偉大な知性 谷川渥
庶民の家、民家にはドラマがある――住まいこそ生活の拠点なんだという、当たり前の、しかし、現在にあっては忘失しがちなことを気づかせてくれる 皆川勤
マイナスをプラスに変える発想を実現するために――一歩下がって、しぶとく太く粘り強く活動するデザイナーの姿 藤崎圭一郎
模倣が「剽窃」となったターニングポイントに焦点を――近世と近代の最初のせめぎ合いから表出した剽窃の問題 小田光雄
尊厳死問題を考えるうえで参考となるアメリカの事例を示す――「死ぬ権利」を獲得しても人の迷いや苦しみは存在し続ける 林真理
哲学が足りない! 批評が足りない!――ハイデッガーから保育園まで、今、何が必要か:対談『メガクリティック』、『暇と退屈の倫理学』 池田雄一×國分功一郎








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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