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現実になった「原発震災」――さらなる失敗を重ねないために 泊次郎
生を支えることばによって詩が書き継がれる――人の尊厳への細心の優しさや、いのちへの愛情に満ちている 白井明大
都市文明の光明に抗する「暗闇の思想」の狼煙――3・11以後の今日にこそ読まれるべき記録作家のことば 川上登
「革命(サウラ)」の力――政変に至るエジプトの歴史を、「サウラ」の系譜として、エジプト人の視点に寄り添いつつ、とらえる試み 渡邊祥子
戦後の呼んだ奇蹟――吉本隆明は、これからの時代を拓く不可欠な存在として、現代の親鸞になった:追悼・吉本隆明 芹沢俊介
あらゆる時代・都市における「郊外」という大テーマ――60年以上前のフランスの出版文化のドラマも見えてきた 影山裕樹
漂流し、憑依する〈笑い〉という毒/薬(ファルマコン)――愉快な「詐欺文学」のテクニックを渉猟した書物 鈴村和成
挫折に満ちた死を契機に語られるある反植民地主義者の物語――赤裸々なまでに男性性を礼賛した文学 久野量一
メディアに埋もれてしまいがちな私たち自身を救う契機、メディアアート――私たちがメディア状況を計りなおす尺度としての「ヴィデオ」の必要性 瀧健太郎
絶望する者は移動する――廣木隆一監督『RIVER』 阿部嘉昭
はたして「私」は実像の「私」の生を生きているのか――「性」と「生」をめぐっての真正面からの問い掛け 稲葉真弓
イェイツのナショナリズムに関する新たな知見が引き出される――国の伝統というものは守るものか、創るものか 谷川冬二
「弱い思考」の哲学者が明確に打ち出した哲学者としての「責任」とは――近年注目を集めるイタリア思想の状況を垣間見ることもできる 貫成人
悲痛なる叫びは今なおどこかで響いている――静かな筆致のなかに息づく怒りと優しさ 阿部賢一
西洋文化の黎明期における書斎=知の空間を考察する――簡潔にわかりやすくまとめられた美術史・文化史研究の成果 石鍋真澄
特集 ヴェイユの世界:「独房」を越える自由――新訳・未邦訳の論文から浮かび上がる、ヴェイユ思想の全体像 冨原眞弓
いざなぎ流の現在に至る道のりを構築した「歴史」の本――宗教者たちのしたたかな姿が、いざなぎ流の歴史から見えてくる 梅野光興
「ソリッド・モダニティ」と「リキッド・モダニティ」を視野に入れた総合的近代批判――社会工学的に語られる「想定外」ということばほど無責任なものはない 向山恭一
ライブラリアンらしい独創的かつ綿密な仕事――戦時下の検閲がいかに苛酷なものであったか 紀田順一郎
生きているヴェイユ――言葉が生きるのは、言葉が「言葉ならざるもの」と衝突したとき――今村純子氏インタビュー 『現代詩手帖特集版 シモーヌ・ヴェイユ――詩をもつこと』(思潮社)をめぐって 今村純子








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『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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