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泡沫候補時代からオバマ陣営を追っていたからこその成果――総じてオバマ政権は勤勉に仕事をしており、論者達の業績評価はこぞって高い 松岡泰
宮澤賢治の全貌と核心に迫るために――総合的に賢治の生い立ちや教養を示す 天沢退二郎インタビュー『宮澤賢治イーハトヴ学事典』 天沢退二郎
日本国の地上で生きてきた在日の内面史が克明に描かれる――在日の問題は日本語で書かれてこそ真価を発揮する 倉橋健一
革命後にロシア国外で結成された亡命教会の軌跡――四分五裂、連衡と合従の経緯を手際よく整理した本邦初の著作 長縄光男
戸籍制度・婚外子差別との闘いのクロニクル――様々な抵抗、反抗運動が退行していくなかを疾走しきった 室沢毅
都市・集落・住居への植民地支配のインパクトを計測する膨大かつ緻密な作業――韓・日両国はもちろん、台湾等の研究者に広く参照されることは疑いない 青井哲人
〝スピリット〟という視線で「霊」を的確に捉える――人の生と死を媒介に往還していくものとしての「霊」 黒川類
植民地支配の下で苦難の人生をたどった記憶の水脈――在日夫婦の物語、母の人生への想い……を未来へと伝えていく 小林孝吉
独ソ戦でのドイツ軍敗北を導いた情報提供者は誰か――古代エジプト、中国から二〇世紀にいたるスパイの暗躍 川成洋
「脱領域の知識人」の思想的自叙伝――自称「何でも屋」ならではの懐の深さ 郷原宏
「現にこの生を生きている!」存在論的当事者論へ――端的にさばさばした「無記」のあり方が重要ではないか 内藤朝雄
膨大かつ難読で知られた倉富日記の翻刻事業が結実――近現代日本の裏面史を解き明かす、第一級の史料 米田綱路
類書のない秩父文化複合が眼前に出現――諸学問領域の壁を越境する学際的な研究 松村一男
もっとも読本らしい読本がいかにして成立したかのドラマ――今後の読本研究者が必ず参照する重要な文献になるだろう 飯倉洋一
私が拒んだ、もうひとりの私――被差別者を関係概念として捉えなおす 前田速夫
数奇な運命を生きたアイヌのメモワール――元特務諜報員のオリジナル手記が、いまここに甦る 米田綱路
理論の前に心がある――経験知というものについての特別な感性 千葉正健
自らの言葉をどこまで剥き出しに出来るのか――批評の眼差しを満載して、不穏なたたずまいを示す一冊 林浩平
三井家・三井財閥を追ってのユニークな本――女性たちや出会った人たちに興味ある記述 奥村宏
「信」の切実さを気づかせてくれる――福音書から引かれた挿話と、それに付されたエッセイは刺激に満ちている 村木哲








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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