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記録文学的な勝利――この国の100年の問題・矛盾が凝縮している朝鮮籍を掘り下げることで、現在の荒廃をその根から問い直す 崔真碩
「女子力」とは別の仕方で……――自由と文学と女性 片岡大右
民主的な「社会」において関係性をかたちづくるために――本書が論及する問題は「民主主義」とはなにかということ 植田隆
異文化の坩堝で織られたつづれおり――身体表現というものの見方を変える旅 志賀信夫
映像的「叙事」の権能は戦争を「異化」できたのだろうか(上)――『ディア・ハンター』と『アメリカン・スナイパー』のあいだ 宗近真一郎
デーブリーンの小説が持つアクチュアリティ――展開される作品論の手法の緻密さ、丁寧さは、まさに文学研究の鑑 吉田千裕
谷崎研究の可能性を広げる――若手の論者の関心のありかを示す重い一冊 尾高修也
引揚げが「忘却」されている――体験と表現の間にある大きな溝をどのように考えるか 榊原理智
未知の言語の在り方が詰まっている詩集――既成の批評の言葉でなかなか近づけない 藤井貞和
観光産業としての旅行または文化としての旅行――モダニズム論と旅行分析とがダイナミックに結びつけられている 真銅正宏
媒体の美学の可能性――ベンヤミン、アドルノ、クルーゲの不実な遺産相続の系譜から浮かび上がるもの 柿木伸之
小さな店の冒険記――読むほどに感じられる手作りの空間とその空間を作り上げる時間 細馬宏通
大学の現状を浮き彫りにする――卒業後の未来を見通すことは困難だ 室沢毅
シェリー研究の未踏の地を開拓――現代人に身近に語りかけるような文体で訳出されている 望月健一
物自体を見ること、ありのままに物を見ること、物質の奥底まで降りていき、物質になること――ヨーロッパ文化をとらえなおす、ミシェル・セール流のイコノグラフィ探究 高尾謙史
安楽死問題の名著――パターナリズムに基づく安楽死の合法化は、非常に危険な原則である 加藤尚武
次の一歩をどう踏み出すか――分析的政治哲学が実践的課題に対しどのように貢献できるのか 田畑真一
近代社会を相対化するラディカルさ――「セールスマンの死」の劇作家は、最晩年にどんな作品を書いたのか 新井健一郎
さまざまな切り口でプルーストの魅力を語る――本書を美しい日本語で読めるのはまさしく幸いというほかない 高遠弘美
新たな理論構築に挑む――クーン以来の論争を乗り越えた先にある地点を描き出そうと試みた意欲的な書物 植原亮








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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