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朝鮮人鉱夫の労働と生活の在り方を追究――朝鮮人鉱夫たちが形成した結合関係・ネットワークとそれを包摂しようとする炭鉱企業の労務管理のせめぎ合いの場として炭鉱を把握し、両者の関係史を問う 市原博
「存在とは何か」という哲学の中心的な問いを自ずから喚起する夢と虹――そのつどの夢は、なぜそのようなものとして現れたのか 串田純一
コロナ・パンデミックと福島原発の双方からリニアの問題点を捉える――リニアに関する類書にみられない本書の視点の妥当性と論点 桜井徹
パンデミック下で真に反響するものを映し出すユニークな本――コロナ禍を通して私たちが何を学んでいる最中なのかを不定方向に照らし出す 土井清美
「農山漁村経済更生運動」における「生活改善」の実態を明らかにしようとした労作――昭和恐慌期から戦時体制に移行する過程で醸成された「相互扶助体制」と「監視体制」を理解するうえで必読の書 畠中耕
映画作品について書くすべての人たちへ――正統な映画論の教科書 正清健介
砕け散った心、その煌めき――多くの著作を世に贈り、多くの言語に訳され、読まれ、愛された一人の哲学者。名をジャン=リュック・ナンシー 柿並良佑
問題を複雑にする「入門書」――みんなが、みんなのために取り組むべき食農倫理学 寺本剛
〈写真=哲学者/哲学=写真家〉としてのボードリヤール――写真を撮る行為と写真の存在へ本質的な問いを我々に突きつける 小川綾子
さわやかな非日常を味わう――ありがちなミステリーの定形ではなく、独自の角度からミステリーを作ろうとする意気込みがある 蔓葉信博
ボランティア・非営利は「風の谷のナウシカ」のような《想像の共同体》を生み出せるのか?――ポストコロナ社会を《想像の共同体》にできるのは、私たち自身・地元にある自発的なエネルギーだと教えてくれる 朝倉美江
精神分析とは何だったのか――朗らかでユーモラスな筆致とは裏腹に、新世代から旧世代へ向けられたいくつかの挑発的な主張に貫かれている 上尾真道
いかにして別様の主体性を立ち上げることができるか――極めてアクチュアルで、予言的なガタリの発言 川端洋
見据えるのは、未来――変わるべきは私たちであり、社会なのだ
よく笑い、まっすぐな言葉で語りかける女性、ハーベン・ギルマの回想録
岡嵜郁奈
「考える対象」としての神話――神話は人間の文化を構成してきた非常に大きな要素だ 対談 松村一男 × 沖田瑞穂
製作者たちの心意気が伝わってくる――看板絵師たちのアートワークを丹念に追った貴重な文化資料であり、映画絵看板のルーツにも迫る歴史的著作 野上暁
鳩山一郎の「総合的研究」に向けて――全体像を明らかにするための「試論」 竹中佳彦
カント「認識」論をすなおに読む――カントの所説を彼自身の文章中にエビデンスを求めつつ読む態度によって貫かれた、新しい世代のカント研究のみごとな成果 御子柴善之
キャリアと学習の関係性という問題に真正面から取り組んだ良書――両者を調和させる学習環境として実践共同体に着目する 松本雄一
我々は何故、居酒屋へ行くのか――居酒屋の消滅は、コミュニケーションの消尽を意味する 宮田徹也








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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